ベテラン牝馬のライラック(牝7、美浦・相沢郁厩舎)が、日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)で4年ぶりの勝利を目…

 ベテラン牝馬のライラック(牝7、美浦・相沢郁厩舎)が、日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)で4年ぶりの勝利を目指す。

 ライラックは父オルフェーヴル、母ヴィーヴァブーケ、母の父キングカメハメハの血統。半兄のブラックホールは19年の札幌2歳Sの覇者。俳優の小林薫の所有馬だった祖母のブルーリッジリバーは、02年の桜花賞で2着だった。遡れば4代母は名繁殖牝馬のスカーレットインクなので、近親にはダイワメジャーとダイワスカーレットの兄妹、ダートで一時代を築いたヴァーミリアンなどの名馬が並ぶ。

 ここまで24戦2勝。22年のフェアリーSで重賞初制覇。その後もエリザベス女王杯で22年に2着、25年に3着となるなど、一線級相手に好勝負を続けている。確かに4年以上も未勝利だが、目下7戦連続で8着以内。近3走に限ると全て4着以内だから、全く衰えはない。今回は25年の金鯱賞以来、5戦ぶりの牡馬相手となる点がカギだが、末脚を生かせる展開になれば出番があるはずだ。

 昨年末に出走を目指していた有馬記念は惜しくも除外となったが、その悔しさを晴らせるか。同世代の強豪牝馬の多くが引退した中、奮闘を続ける古豪にエールを送りたい。