前川は左翼争いで存在感を示せるか(C)産経新聞社 藤川阪神の充実の戦力がオフから注目されている。 昨年度は1~5番までリ…

前川は左翼争いで存在感を示せるか(C)産経新聞社

 藤川阪神の充実の戦力がオフから注目されている。

 昨年度は1~5番までリードオフマンの近本光司から始まる鉄壁のオーダーで固め、オフには遊撃候補のキャム・ディベイニーを獲得など着実に課題を埋める戦力補強を図った。

【阪神連覇の条件】今年は8月に優勝⁉︎「唯一の懸念材料はある!!」高木が考える”阪神の連覇の条件とは?”【プロ野球ニュース】

 さらに注目は即戦力とされるドラ1ルーキー、立石正広の存在だ。

 すでにスタートしている新人合同自主トレでも元気な姿を見せている。

 昨年もセ・リーグの貯金を独占するなど、圧巻の強さを示した阪神の2026年度布陣に関しては球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は1月11日までに自身のYouTubeチャンネルに「【阪神連覇の条件】今年は8月に優勝!?『唯一の懸念材料はある!!』高木が考える“阪神の連覇の条件とは?”【プロ野球ニュース】」と題した動画を更新。今季の阪神布陣に独自の考察を加えている。

 まず注目の立石に関しては高木氏は「足も速い」と俊足にも注目、打撃でもしっかり成績を残せば「これはもう鬼に金棒になってくる」とコメント。
  
 一方でチーム構成で「一抹の不安がある」として触れたのは、2025年シーズン、ブルペンでともにフル回転となった救援右腕の石井大智と左腕、及川雅貴の存在をあげた。

 疲労が蓄積していないかを心配した上で「同じように投げるのであれば、相当な負担がかかる」とこの点は不安材料とした。
  
 石井は昨季、53登板、50試合連続無失点で日本記録を更新したことも話題を集めた。36ホールド、9セーブ、防御率は驚異の0.17を記録。同じく及川は昨季、12球団最多となる66登板、46ホールド、防御率0.87とこちらも異次元ピッチングでチームを支えた。

 ブルペンに2人、防御率0点台の救援投手がいるという鉄壁の布陣がチームの強みともなった。

 また注目となっている左翼争いにも高木氏は言及。遊撃含め、昨季固められなかったポジションとあって、今季はルーキーの立石含め、前川右京、小野寺暖、高寺望夢などし烈な争いが予想されている。

 昨年「6番・左翼」で開幕スタメンを務め、レギュラー奪取を期待された前川に関しては「ダメじゃない、全然ダメじゃないけども自分がチャンスを逃がしているじゃない」とコメント。

 オープン戦で成績を残し、開幕当初は勢いの良さも注目されたが、5月に急失速し、登録抹消。その後も昇格の機会はあったが、シーズン通してパフォーマンスを残せなかった。69試合、1本塁打、打率.246、15打点と前年度を下回った。

 高木氏もポジション争いを繰り広げる立石の内容次第としながら「立石、バッティングいいよ、パンチ力ある」として、前川が定位置争いに臨むには、同級生の立石含め、ライバルも多いことで相当なアピールが必要になってくると見る。

 動画内ではほかのポジション争いにも目をやりながら「連覇というのは90パーセント以上はあるな 普通にやればね」とコメント。選手たちの蓄積疲労、故障などのイレギュラーな事態も起こるかもしれないが、圧倒的な優位は変わらないとした。

 就任2年目となる藤川球児監督に対しても「色々神経を使う 監督というのは大変な作業」と慮りながら、「今年優勝したら3連覇ある」とここを乗り越えれば、黄金時代は続いていくと指摘。

 果たして藤川阪神が今年もぶっちぎるのか。2月のキャンプインから話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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