カブスからFAになったタッカー(C)Getty Images 元MVP戦士との再会か、はたまたFA市場の目玉とのメガディ…

カブスからFAになったタッカー(C)Getty Images

 元MVP戦士との再会か、はたまたFA市場の目玉とのメガディールか。“銀河系軍団”ドジャースの行く末が注目を集めている。

 ワールドシリーズ3連覇に向けた準備は、いかに進むのか。現地時間1月11日にアレックス・ブレグマンがカブスと電撃契約するなど、FA市場の大物取引が活発化する中で、ドジャースは、新たな強打者獲得に奔走しているとされている。

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 目下、注目を集めているのは、コディ・ベリンジャーとカイル・タッカー。いずれも左打ちのスラッガーで、今冬のFA市場における“目玉”で、獲得に動く球団は少なくないが、ドジャースは豊富な資金力でどちらか一方を口説き落とそうと画策している。

 まず、2017年から約5年間、ドジャースでプレーしていた前者だが、昨季はヤンキースに在籍。152試合に出場して、打率.272、29本塁打、98打点、OPS.813の好成績をマークした。

 1年契約が満了となった今オフは、ヤンキースとの再契約が囁かれてきた。しかし、年俸3000万ドル(約47億1000万円)の5年契約を提示した同球団に対して、7年契約を望んだとされる交渉は難航。米スポーツ専門局『ESPN』のリポートによれば、「完全に行き詰っている」という。

 そこで浮上するのが、打線強化を図るドジャース復帰の路線だ。米専門サイト『Dodger Blue』は「ベリンジャーが短期契約を受け入れる意思がある場合にのみ」と前置きした上で、「現時点では成立する可能性は低いと考えられるが、彼の選択肢が狭まっているのも確かだ」と指摘。年俸負担の大きい長期契約を望まなければ、交渉は進展すると論じた。

 そしてもう一人の候補として挙げられるのが、タッカーだ。争奪戦が繰り広げられている情勢から契約金の高騰は避けられないが、現在28歳という若さを加味すれば、ある程度の長期契約も可能と考えられている。

 実際、球界関係者もドジャースがタッカー獲得に本腰を入れていると伝えている。メッツやオリオールズでゼネラルマネージャーを務めていたジム・デュケット氏は自身のXで、「私が関係者に確認したところ、タッカーの交渉に動いている主要3チーム(ブルージェイズ、ドジャース、メッツ)は、獲得のプロセスとして、対面またはZoomでの会談を終えている」と指摘。すでに当人との直接的なプレゼンを終えているとした。

 ベリンジャーにしても、タッカーにしても、獲得できれば、ドジャースにとっては鬼に金棒。より強力な“最恐打線”が生まれる。仮にそうなれば、ワールドシリーズ3連覇に向けた死角は、いよいよなくなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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