2026年がスタートした。昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、今年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活…

2026年がスタートした。昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、今年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年秋の地区大会で好成績を収め、今年のセンバツに出場が有力なチームのメンバーを紹介する。

 昨年の秋季関東大会で4強入りした佐野日大(栃木)は接戦を演じて勝ち上がってきた。栃木大会では初戦こそ快勝だったが、3回戦から決勝までは3点差以内の接戦。決勝の文星芸大付戦では9回土壇場で2点ビハインドを追いついて、延長10回タイブレークの末にサヨナラ勝ちを収めた。

 関東大会でも初戦の中央学院(千葉)に終盤8回に1点を勝ち越しての8対7で勝利した。準々決勝では駿台甲府(山梨)に快勝すると、準決勝では花咲徳栄(埼玉)に敗れはしたが、8回が終わって同点という大接戦だった。オリックスで活躍する田嶋 大樹投手を擁して、過去最高成績の4強入りを果たした2014年以来、12年ぶりとなるセンバツ出場は確実な状況だ。

 投手陣ではエース右腕の鈴木 有投手(2年)が君臨する。前チームからも登板の経験があり、全3試合に先発し22回を投げ防御率2.86と安定している。大一番の準々決勝、駿台甲府(山梨)戦では6安打完封劇を見せ、8回コールド勝ちを呼び込んだ。

 打撃陣では関東大会6番だった中村 盛汰内野手(2年)が8打数5安打、打率.625をマーク。初戦の中央学院戦では4打数4安打と当たりまくった。3試合で4四死球と警戒されたこともあり、出塁率は.769にも上る。その他、2番の櫻岡 稜万外野手(2年)が打率.444を誇り、4番・須田 凌央捕手(1年)と、1番の杉田 侑也外野手(1年)がともに打率3割をマークしている。チーム打率は3割を超え、四死球も3試合で18とチームとしての選球眼も優れている。

 率いるのは、元阪神の麦倉 洋一監督。佐野日大OBでエースとして、89年夏の甲子園に出場している。投打に安定した力をもつチームが、前回の聖地4強超えを狙う。