<全国高校サッカー選手権:神村学園3-0鹿島学園>◇12日◇決勝◇MUFG国立鹿島学園(茨城)が全国高校総体(インターハ…

<全国高校サッカー選手権:神村学園3-0鹿島学園>◇12日◇決勝◇MUFG国立

鹿島学園(茨城)が全国高校総体(インターハイ)王者の神村学園(鹿児島)に0-3で敗れ、初優勝を逃した。

チームを率いる鈴木雅人監督(50)は「本当に神村学園さんが強かったです。チャンピオンにふさわしいチーム。対戦が終わって率直に思います。フィジカル面、技術面、うちよりも上回っていた。悔しいけど、認めることも大事。試合中、試合後に学んだこともあった。また頑張りたい」と完敗を認めつつ、次を見据えた。

「茨城旋風」がついに止まった。本年度は鹿島アントラーズのJ1優勝を筆頭に各カテゴリーで鹿島県勢が躍進。「旋風」と称される勢いに乗って決勝まで駒を進めたが、夏の王者に前半で2失点。後半にも1点失い力尽きた。ただ引いて守り固めるのではなく、状況に応じて戦い方を変え、チャンスを作るなど勇敢に戦った。

前半は苦しい展開となった。高強度の相手に押され、同19分に背後を突かれた流れで先制を許すと、同31分にU-17タイ代表GKプムラピー・スリブンヤコ(2年)がPKストップのビッグセーブを見せるも、同39分にも失点し、2点ビハインドで前半を折り返した。

後半は、猛攻を仕掛ける。開始直後から圧力を高め、セットプレーからFW内海心太郎(2年)のシュートがポストに直撃。同10分にもセットプレーからFW渡部隼翔(3年)が頭で合わせてゴールを脅かした。しかし、なかなか枠に入らず、リスクを負って前に出た終盤に決定的な3点目を失った。1980年度の古河一以来45大会ぶりの全国制覇を目指したが、かなわなかった。

前評判は決して高くなかったが、勢いに乗って駆け上がった。それでも最後の壁は高かった。鈴木監督は「選手というよりは指導者自身がもっと学んで頑張っていかないといけないなと改めて猛省しています」と話していた。