「全国都道府県対抗女子駅伝」(11日、たけびしスタジアム京都発着) 兵庫の2区(4キロ)を務めた田中希実(26)=ニュ…
「全国都道府県対抗女子駅伝」(11日、たけびしスタジアム京都発着)
兵庫の2区(4キロ)を務めた田中希実(26)=ニューバランス=が16位から2位へと押し上げる14人抜きの快走で、12分14秒をマークして区間賞を獲得した。大阪のアンカー、逸見亜優(豊田自動織機)が競り合いを制して2時間18分19秒で3大会ぶり5度目の優勝を果たした。兵庫は9秒遅れの2位で、3位は長野だった。
兵庫の主将を務める田中は、2年ぶりに2区を走った。16位でたすきを受けると「1区が何位でも先頭に追いつこうと」と猛烈な走りで前回に3秒、区間記録には7秒及ばなかったが、12分14秒の区間賞。14人抜きでチームを2位に押し上げた。
この1年ほど「練習でできることが試合でできない」という違和感があった。そこを解消するべく、この大会は「常に自己ベストを目指していた、中学や高校の頃のような」無心での走りを心がけた。「自分に負けないレースはできた。自分にできる最高の走りができた」と満足感を漂わせた。
“あの頃の自分”を取り戻す快走。「それが良かったかどうかはこれからのレースで」証明されることになるが、違和感解消のきっかけとなったことは間違いない。
アンカー・永長が8区までの1位を守り切れず、ゴール後号泣した際には主将らしくねぎらいの声をかけた。2位の結果も「走る姿勢や走る時の私の考え、というものが(チームに)伝わってくれていたのではと思う」とチームにも、自身にも得るものが大きな大会となった。