復活への逆算だ。阪神西勇輝投手(35)が11日、兵庫・尼崎市内の2軍施設SGLで自主トレを公開し、例年より調整スピードを…
復活への逆算だ。阪神西勇輝投手(35)が11日、兵庫・尼崎市内の2軍施設SGLで自主トレを公開し、例年より調整スピードを早めていることを明かした。
すでに「8割ぐらい」で投球練習を行っており、この日も40球。「逆に先に(肩や体を)作って、いつでも準備できるように」。昨季は右膝の内側側副靱帯(じんたい)変性のため、登板わずか1試合。1ケタ登板は高卒1年目だったオリックス時代の09年以来だった。今季はプロ18年目。ベテラン右腕も開幕ローテーション入りへアピールが求められる。「今まではローテーションで投げてきた調整法。(昨季は)初めて投げていない。違うことをしないといけないので、そういう状態にしておこうと思って」。ハイペース仕上げでキャンプインの2月1日には「いつでも戦う準備はできている姿」を目指す。
偉業は目の前だ。現在、連続先発登板は298試合。日本記録の山内新(阪神)の311試合まで残り13試合に迫る。奪三振数も1484で、節目の1500三振まであと16。「使っていただいた時に結果を出すしかない。あくまでも自分のペースは乱さず、なおかつ向上心を持って丁寧にやっていきたい」。今オフは海外で自主トレも行い、主に下半身を鍛え上げた。
22年オフに海外FA権を行使。宣言残留という形で4年契約を結び、今季が契約最終年になる。「邪魔と思ったら辞めるだけ」。背水の覚悟で西勇が牙を研ぐ。【只松憲】