<バスケットボール女子 第92回皇后杯全日本選手権>◇ファイナルラウンド決勝◇11日◇東京・国立代々木競技場ENEOSが…

<バスケットボール女子 第92回皇后杯全日本選手権>◇ファイナルラウンド決勝◇11日◇東京・国立代々木競技場

ENEOSがデンソーに76-62で勝ち、3大会ぶり28度目の優勝を果たした。

今季限りで引退する宮崎早織(30)が16得点7アシストの活躍で輝きを放った。第2クオーター(Q)まで12点のリードを奪うも、第3Qに追いつかれる苦しい展開。それでも第4Qに3ポイントを決めるなど同Qだけで11得点を挙げ、勝利をたぐり寄せた。

ここ2シーズンは無冠と苦しむ中でタイトルを取り戻した。苦闘が脳裏をよぎり、場内インタビューでは「本当に本当にうれしいです。えーと…もどかしかったシーズンがたくさんでつらかったことの方が多かったんですけど…」と思わず言葉に詰まった。

そして「優勝ってこんなにうれしいんだなと、あらためて感じられました。何回も優勝したことはありましたけど、こんなにうれしくて、涙が止まらない優勝は初めてだったので、本当に最高のチームメートに恵まれて、最高のスタッフに恵まれて、最高のファンに恵まれて、今ここに立ってインタビューを受けられていることが最高です」と目に涙を光らせながら周囲に感謝した。

「どんな瞬間もヘッドダウン(下を向くこと)しないことを自分に言いきかせていましたし、常にエブリンが声を掛けてくれていましたし、ちょっとうるさかったですけど(笑い)。本当に彼女の声がけが私自身を鼓舞してくれたし、選手の雰囲気を良くしてくれたと思う。あとは本当に星がキャプテンとしてすごく成長してくれたことが何よりも本当にうれしいです」と馬瓜をイジりながら、チームメートの力を観客にも伝えた。

昨年1月、同じENEOSの野球部に在籍していた榎本和輝さんとの結婚を発表。試合後は応援に駆けつけた榎本さんと喜びを分かち合っていた。