<大相撲初場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館速い、速すぎる…。東前頭筆頭の一山本(32=放駒)が、圧倒的なスピードを…

<大相撲初場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館

速い、速すぎる…。

東前頭筆頭の一山本(32=放駒)が、圧倒的なスピードを見せつけた。

といっても、土俵の上ではない。

一山本は、横綱大の里(25=二所ノ関)と対戦。

相手の右差しを嫌って引いたところを一気に押し出された。

黒星を喫して、足早に支度部屋まで戻ってくると、入り口付近でくるくると回転。

一気にまわしを外して、支度部屋の風呂場に、走って、駆け込んだ。

さらにわずか1分程度で汗を流して出てくると「チャッス」と言って、髪を結い直す間に、回転力が上がった早口で取材対応。

-立ち合いは

「引いてほしいなと思ったけど、僕が我慢できずに引いちゃったっすね」

-横綱の圧力は

「2歩目、3歩目が速かったっすね。クッソー」

-自己最高位で臨む今場所の目標は

「8連敗しないように頑張ります。ははは。始まったばかりなんで、あと14回もあるんすよね」

-横綱は仕切っている感じはいつもと違ったか

「横綱あまりやったことないんで、わかんないです…」

いつもの軽妙なトークを繰り広げて「お客さんが待っているので」と素早く着物を身につけた。

黒星を喫してから、わずか5分程度。

くるくると自ら回転して、帯を締めて、立ち去った。

次の取組だった結びの、豊昇龍-若元春は、まだ懸賞旗が、土俵回りをぐるぐる回っている最中だった。