プロ野球ウエスタン・リーグのくふうハヤテは11日、静岡市清水区内で26年の新入団選手発表会を行った。池田省吾社長、赤堀元…

プロ野球ウエスタン・リーグのくふうハヤテは11日、静岡市清水区内で26年の新入団選手発表会を行った。

池田省吾社長、赤堀元之監督、長谷川文太本部長とともに16選手がユニホーム姿で登壇。会場に集まった66人のファンも見守る中、静岡商から加入の山本敢生(かんう)投手(18)は、力強く1年目の意気込みを語った。

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山本は新たな勝負服に袖を通し、少し緊張した面持ちでプロとしての第一声を発した。「背番号15番、山本敢生です。感謝の気持ちを持ち、一生懸命頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」。チーム最年少となる18歳の決意に、会場のファンからも温かい拍手が送られた。

「いち早くプロになりたかった」と大学進学ではなく、高3春からくふうハヤテへの入団を希望した。昨年11月に行われたトライアウトで“合格”を勝ち取り、1つの夢をかなえた。静岡商の曲田雄三監督からも「ここからが勝負」と激励され、迎える1年目。「まだまだ未熟で一番下からのスタート。少しでも早くプロのレベルに届くように、体づくりからやっていきたい」と力を込めた。

スライダーやカットボール、カーブなど5種類の変化球と制球力が魅力の一方、最速は現在142キロの右腕。最大の夢であるセ・パ12球団入りを見据え「スピードがあればもっと変化球を生かせる。武器をより生かすためにも、150キロ台前半を出せるようになりたい」。足元を見詰めながら、理想を追い求める。

今後は19日から合同自主トレに臨み、来月1日には本拠地ちゅ~るスタジアム清水でキャンプインする。山本は「大学の4年間よりも、ここで4年間やって良かったと思えるような成長をしたい。ハヤテで活躍して、セ・パ12球団を目指したい」と目を輝かせた。

大志を抱き、地元静岡で新たな挑戦を始める。【前田和哉】

○…掛川西出身で新潟医療福祉大から加入の後藤響投手(22)も、地元からセ・パ12球団入りを目指す。静岡でのプレーは高校以来5年ぶりとなる。制球力が魅力の右腕は大学では先発、リリーフを経験。3年秋には先発の一角を担い同大初の関東大会進出にも貢献した。「静岡は18年間、自分を成長させてくれた場所。感謝の気持ちを忘れずに、プレーで恩返しができるようにやっていきたい」と語った。