巨人丸佳浩外野手(36)にとって成人の日は“逃げ口上”だった!? 11日、ジャイアンツ球場(川崎市)での自主トレを終える…

巨人丸佳浩外野手(36)にとって成人の日は“逃げ口上”だった!? 11日、ジャイアンツ球場(川崎市)での自主トレを終えると、当時は成人の日と呼ばれた記念日に思いをはせた。

「もうプロ野球選手になってたんで、スーツを着るっていうのはもう普通のことだったんで。まあスーツを着ることに関してなんかこう心機一転とかそういう気持ちはなかったですけど」。広島でプロ2年目を終えた10年のことだった。まだ1軍出場もなかった時期。「当時から元旦からトレーニングとかしてた立場だったんで。まあ、そういうきついことから逃げ出せる大義名言っていうか。『成人式があるんで帰ります』って胸を張って言えたなっていう覚えがありますね」と思い返した。

晴れの日が、救いの日だった。「当時、金本さんとか新井さんが元旦トレーニングをされてたんで」。若者に帰省の時間はなかった。寮が閉まるクリスマス前後から、再び空く1月上旬まで短期賃貸マンションを借りる。実家のある千葉には戻らず、ひたすらに練習に明け暮れた。

「本当もう最後の大義名分ですよ、印籠じゃないですけど。『成人式!』」と笑顔で振り返る。ただ、逆に言えば、それほど猛練習、猛特訓の日々に食らいついていったからこそ、36歳のいまもあると感じている。「野村さんが監督されてた時はね、キャンプで『もう1人の自分に勝つ』っていうのを常にテーマにあげてやってたんで。『勝てや! お前、もう1人の自分に勝て!』みたいな感じで言われてましたけど」と懐かしんだ。