<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):東山3-1清風>◇11日◇最終日◇男子決勝◇東京体育館今季の国民スポーツ大…
<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):東山3-1清風>◇11日◇最終日◇男子決勝◇東京体育館
今季の国民スポーツ大会(国スポ)準優勝の東山(京都)が、春高の頂点に立った。大会3連覇中だった駿台学園(東京)を準決勝で破って勢いに乗る清風(大阪)に3-1(25-21、19-25、25-19、25-17)。日本代表アタッカー高橋藍(現サントリー)を擁した2020年以来6年ぶり、同校2度目の栄冠を手にした。
第1セット(S)は16-19とビハインドを背負う展開となったが、大会屈指の2年生エース岩田怜緯(れい)が流れを引き寄せた。レフトや中央からの強打、ブロックなどをまとめ、一気の6連続得点で逆転に成功。最後はセットポイントで東村悠叶(2年)がクイックを決め、幸先良くセットカウントを先取した。
第2Sを取り返されたが、第3Sは序盤からサーブで攻めて得意の高速バレーを展開。ミドルブロッカーやバックアタックを織り交ぜた多彩な攻撃で得点を重ね、最後まで主導権を渡すことなく取り切った。
第4Sも、そのままの流れで序盤から点差を広げると、駒込詠斗(2年)のブロックでマッチポイントを奪取。最後は岩田が強烈なバックアタックを決め、優勝を決めた。
コートに大の字になった岩田は「最強のチームで日本一をとれてうれしい。自分がチームを勝たせる気持ちだった。(最後は)みんながつないでくれたボール、自分が打ち切る気持ちで打った」と涙に声を詰まらせながら喜びをかみしめた。
昨年の国スポでは決勝で鎮西にフルセットで逆転負けを喫し、全国優勝を目前に涙をのんだ。準々決勝で「高校3冠」に王手を懸けていた鎮西にリベンジを果たすと、その勢いのまま頂点に駆け上がった。主要メンバーの大半が、6年前の春高で躍動する高橋藍世代に憧れ、東山の門をたたいた選手たちだ。強い東山を、自らの力で証明して見せた。