憧れの舞台で「行くからには活躍したい」 巨人からポスティング申請してブルージェイズと4年契約を結んだ岡本和真内野手が11…

憧れの舞台で「行くからには活躍したい」

 巨人からポスティング申請してブルージェイズと4年契約を結んだ岡本和真内野手が11日、東京都内の日本記者クラブで会見に臨んだ。29歳のスラッガーはメジャーへの思い、移籍の裏話、これからの10年間など、約1時間にわたって“岡本節”を展開した。主な一問一答は以下の通り。

――メジャーへの意気込みを。
「僕自身、ずっとメジャーでプレーするということを持ちながら野球をしてきましたし、その中で対戦をしてきた先輩たち、後輩たちがアメリカに行って活躍する中で、さらにその気持ちが強くなりました。ガラッと環境が変わるということで不安もありますが、行くからには活躍したいと思っているので頑張りたいと思っています」

――ブルージェイズのロゴを気に入っていた娘さんの反応は。
「いや、多分そんなに……。それを言ったことも多分忘れてます(笑)。結構前で、僕がポスティングの許可をいただいて、すぐにロゴを見せて一番最初に選んだんですけど、そのチームに1か月後に行くとは思わなかった感じでびっくりしました。嬉しいです」

――娘さんが“選んだ”チームに入団。
「それにも驚きましたし、昨年ワールドシリーズを見ていて、そこで戦っていたチームに自分が入ってプレーするとは思っていなかったので、その点にも驚いています」

――長距離打者として大谷翔平、鈴木誠也との距離感は。
「その2人に実力で言えば全く届かないと思いますし、でも自分のできることをコツコツやっていきたいなと思っています。少しでもそういう選手になれるように日々やっていこうと思っている。すごく尊敬する先輩で、少しでもついていけるように頑張りたいなと思っています」

――大谷翔平は次元が違うと感じるか。
「いや、もう誰が見ても全然違うと思うので。はい。僕は僕でしっかり頑張っていきたい。自分自身のレベルアップができるように頑張っていきたいなと思っています」

入団会見時はマイナス8度も「この時期はここにいない」

――トロントの街の印象は。
「初めて行ったんですけど、すごく街が綺麗で……ただ、着いた日がマイナス8度ぐらいだったんですよね。むっちゃ寒くてびっくりしましたけど。でも『みんなこの時期はここにはいないので大丈夫だよ』って言ってくれました(笑)。春先からすごくいい気候だよと言っていただきました。店員さんも日本語を話している方もいて、すごく過ごしやすいのかなっていうふうな感じです」

――英語への不安は。
「もちろんありますけど、せっかく行くならもっと英語を喋れるようになりたいので、頑張ってコミュニケーションを取っていきたいなと思います」

――もう勉強しているのか。
「いや、もう本当僕なんて、まっさらな状態だったので(笑)」

――今年6月に30歳になる。これからの10年をどう考えるか。
「少しでも長くプレーしたいとずっと思っていますし、(20歳からの10年よりも)もっと早く感じるんじゃないかなっていうのはすごく感じています。自分が一線でどれだけできるのかっていうのもわからないので、1日を大事に後悔なくやっていきたいなと思います。」

――キャリアの終わり方をイメージすることはあるか。
「想像したことないんですけど。わからないですけど、なんかみんなに惜しまれている方がいいんじゃないですかね。『はよ辞めろ』みたいになるよりいいですよね(笑)」

――40歳でどんな人生を歩んでいるか。
「想像できないですけど。難しいですけどね。ちょっと。品のある大人になりたい(笑)」

――食生活の不安は。
「僕は食事の面では不安はあまりなくて。でも、これから行くにあたって、今まで海外に行っても2か月が最高だったので、それ以上行った時に日本食が恋しくなるのかなとか考えるんですけど。まだ食の不安はないです」

――恋しくなって食べたくなる日本食は。
「あんまりお寿司はあまり食べないので、なんですかね……煮物系じゃないですかね」

背番号7は「ずっとつけたいと思っていた」

――背番号「7」について。
「中学校から7が好きで、高校の日本代表も7をつけて、プロに入ったら7をつけたいなという気持ちがすごいあったんですけども、ジャイアンツには長野選手がいて、いつかつけたいなっていうふうにずっと思ってやりました」

――次の渡米までに日本でやり残していることは。
「ないですね。29歳まで日本にいるので」

――小さい頃からメジャーに憧れていたのはなぜか。
「ちょっとわからないんですけれども、いずれそこでプレーしたいと子どもながらに思っていて。でも年齢が上がるにつれてレベルが上がっていきましたし、プロに入った時もそんなこと言っていられないっていうぐらい全然ダメでしたし。でもその中でも頑張って、いずれメジャーでプレーするっていうのを思いながらずっとやってきたなと思います」

――メジャー中継を見ていたのか?
「漫画見たりとか、ゲームしたりとか。なぜか兄の部屋の壁一面にメジャーリーガーたちのシールがめっちゃ貼ってあって、あれでちょっと洗脳された(笑)とこがあります」

――誰のポスターとか覚えていますか?
「1番でかいポスターは当時、近鉄にいた中村紀洋さんやったんですけど、本当にベースボールカードみたいなのがバーッといっぱい貼られて。昔の選手たちだと思うんですけど」

――最終的に日本でプレーする思いは。
「今の現時点ではちょっとわからないですけれども、やっぱり行くからには、そこで頑張りたいと思います」(湯浅大 / Dai Yuasa)