【秋田】バレーボールの第78回全日本高校選手権大会は10日、東京体育館で準決勝があり、男子の雄物川は東山(京都)に0―…

 【秋田】バレーボールの第78回全日本高校選手権大会は10日、東京体育館で準決勝があり、男子の雄物川は東山(京都)に0―3(19―25、19―25、17―25)で敗れて初の決勝進出はならず、3位となった。

 「東山は高かったです」。エース佐々木悠成選手(3年)は脱帽した。なかなか高いブロックを打ち抜けず、波に乗りきれない。3セットとも、じりじり引き離された。

 だが、自分たちにも31年連続出場の誇りがある。やはり3位に食い込んだ国民スポーツ大会直後の昨年10月、前監督の体罰問題で指導者が代わった中でも、チームの合言葉の「執念」をいたるところで見せた。

 頭から飛び込んだリベロ・大津涼介選手(3年)の好レシーブに会場はどよめく。終盤は自分たちのブロックがはまり、東山に天を仰がせる場面も。

 「大変な1年だったが、雄物川の伝統をつないでくれた」と赤川育也監督(23)。セッターで主将の長井慶介選手(3年)も「この大会に向けては、楽しい雰囲気でやろうと、言い続けてきた。来年は自分たちを超えてほしい」と、さわやかに後輩にエールを送った。(隈部康弘)