テーラーメイドがドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、そしてアイアンの2026年最新ラインアップ「Qi4Dシリ…
テーラーメイドがドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、そしてアイアンの2026年最新ラインアップ「Qi4Dシリーズ」を発表した。フェース設計とボール初速に重点が置かれるとともに刷新されたシャフトシステムで最適解が見出せるモデルとなっている。
すでにスコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、そしてトミー・フリートウッド(イングランド)といった面々は2025年終盤から同シリーズを実戦投入しており、「ヒーローワールドチャレンジ」で初めてQi4Dドライバーをテストしたシェフラーは「今のところ、このドライバーの見た目はしっくり来ている。最初にテストするうえで常にそこの部分は気にする。パフォーマンスは良い感じ。スピン量の数字も一貫しているし、弾道も一貫している。試合で使うのが楽しみ」と述べた。
新テーラーメイドQi4Dシリーズについて知っておくべき詳細は以下の通りである。
フェースの手直し
テーラーメイドの研究開発チームは、徹底的な研究とテストを通じ、クラブのフェースにカーボンを使用するとチタン素材よりも効率的にスピードを生み出し、同時により耐久性に優れていることを発見した。これまでのモデルと同じカーボン素材を使用してフェースのロール半径を再設計し、フェース全域での様々なインパクト位置でより安定したスピン特性を実現した。
同社が「ファイナイト・エレメント・アナリシス(FEA)」と呼ぶ技術を応用することで、フェース下部の柔軟性を高め、インパクトでボールが圧縮される最適なエリアを作り出す横断機構の「スピードポケット」を新たに開発した。
また、テーラーメイドの「60xカーボンツイストフェース」を採用したQi4Dドライバーは、ヒール側のロフトが低く、トウ側のロフトが高くなったフェース曲線により、ミスヒット時の着弾範囲の分散を狭くなる狙い。ゴルファーの味方ともなる一本に仕上げた。
最適シャフトを見つける
20年以上にわたり、1100万発以上のドライバーショットを記録し、分析してきたテーラーメイドは、ドライバーの設計を再解釈し、幅広い用途やスイングタイプに適したREAXシャフトの開発に繋げた。
ゴルファーによるインパクトでのクラブフェースの合わせ方や回転の速度を研究したうえで、一般的にプレーヤーの回転速度は高、中、低の3つのカテゴリーに分類されることを突き止めた。これに伴い、それぞれのカテゴリーに適したシャフトを開発した。
・ゴルファーの約20%は高回転率のカテゴリーに分類される。これに該当するゴルファーは、LPGAのスター選手であるチャーリー・ハルのような、アクティブなスイング動作とインパクトでの高回転速度を特徴としており、先端部分が柔らかめなハイ・ローテーション(HR)REAXシャフトが最適となる。
・60%と大部分のゴルファーは中回転率に分類され、マキロイのようにバランスの取れたスイング動作とインパクトでの中回転速度を特徴としているため、先端の硬さが中程度のミッド・ローテーション(MR)REAXシャフトが最適となる。
・残りの20%のゴルファーは、低回転速度でスイングをしている。ここに分類されるゴルファーは、コリン・モリカワのように、抑え気味のスイング動作でインパクトでの回転数が低いため、先端部分が硬めのロー・ローテーション(LR)REAXシャフトが最適となる。
テーラーメイドは弾道計測のGCクワッドに対応した反射式フィッティング用マーカー「ローンチ・モニター・エネイブルド」も提供しており、Qi4Dドライバーのフェースに直接取り付けができる。フィッティングや練習の折に正確なフェースデータをキャプチャすることも可能。
ドライバーの4モデル
・Qi4D:フィードバックに基づいて設計されたQi4Dコアモデルは、4つの可動式ウェイトによるクワッド重量システムを搭載。また、Qi4Dには4度の可変ロフトスリーブが装着されており、最適な弾道に合わせ、ロフト角、ライ角、そしてフェース角の調整が可能となっている。
・Qi4D LS:シリーズの中で最速かつ最もスピン量の低いヘッドであり、2つの可動式ウェイトと4度の可変ロフトスリーブが装着されている。
・Qi4D Max:Qi4D Maxはチタンより軽量な鍛造及び機械加工された航空機グレードの7075アルミニウムからなり、スイングスピードの速くないゴルファーも高い慣性モーメントが実現可能となる。テーラーメイドのMaxドライバーとしては、初めて可変ウェイトの採用されたモデルであり、2つの可動式ウェイトが搭載されている。
・Qi4D Max Lite:Qi4D Maxと同じ設計とパフォーマンス技術が採用されているが、ヘッド重量はより軽量。ヘッドスピードを極限まで高めたいゴルファーに最適となる。
フェアウェイウッド、ハイブリッド及びアイアン
ドライバーの発表に加え、同シリーズにフェアウェイウッドとハイブリッドを加えた。Qi4Dフェアウェイウッド及びハイブリッドの各4種類のヘッドは、複合素材構造となっている。ツアーモデルのフェアウェイウッドには、チタン製のフェースとボディ、カーボンファイバー製クラウン、そして65gのタングステンウェイトが採用されているのに対し、Qi4DとQi4D Maxフェアウェイウッドはフェースとボディがスチール製で、クラウンはカーボンファイバー製となっている。
また、テーラーメイドはこれまで以上に多くのフェアウェイウッドモデルにロフトスリーブを採用することで、調整機能を向上させている(Qi4D及びQi4D Tourの全ロフトが対応)。
アイアンについてはQi MaxとQi Max HLの2モデルの展開で、特徴的な打音と打感で飛距離と寛容性の両立を実現している。
(協力/GolfWRX, PGATOUR.com)