イングランド2部サウサンプトンに所属する松木玖生が、現地1月10日に行われたFAカップ3回戦のドンカスター・ローヴァー…
イングランド2部サウサンプトンに所属する松木玖生が、現地1月10日に行われたFAカップ3回戦のドンカスター・ローヴァーズ戦で気迫のヘッド弾を決めた。
現地1月1日に行われたチャンピオンシップ第25節のミルウォール戦以来、公式戦2試合ぶり、今季2度目のスタメン出場を果たした松木は、序盤から得点に絡んだ。前半8分、ボックス内左サイドからの左足シュートを放つと、相手GKが防いだこぼれ球をキャメロン・ブラッグが押し込み、チームメイトと笑顔で抱き合った。
そして1点を加えた後の前半41分だった。右サイドへスルーパスを送った松木は、そのままゴール前へ。ボールを受けたトム・フェローズが、ドリブルでボックス内の最深部まで切り込んでから中央へマイナス気味のクロスを送った。
山なりのボールは松木の頭上を越えるかと思われたが、青森山田高校時代から抜群の身体能力で相手を圧倒してきた男は、ここから“真価”を発揮。やや下がりながらのジャンプから、体幹の強さを活かした高い打点のヘディングシュートを放ち、GKの頭上を越えて逆サイドネットを揺らして見せた。
松木にとっては、昨年8月26日のカラバオ・カップ2回戦ノリッジ・シティ戦以来、約5か月ぶりの得点。ゴールネットが揺れたことを確認した松木は、クロスを上げたフェローズを称えながら自らも力強いガッツポーズ。気迫の表情で吠えると、チームメイトたちからの祝福を受けて、歓喜の輪が出来上がった。
■「選手権でもこんなゴール決めてたよな」
その後、サウサンプトンは3部クラブのローヴァーズに2点を返されたが、3−2の逃げ切り勝ち。結果的に松木のゴールが決勝点となった。
そしてSNS上には松木のゴールに対して「これは凄いわ」「やっぱ身体能力凄いな」「マジですげえ。松木の背筋どうなってんの?」と脱帽の声。「選手権でもこんなゴール決めてたよな」「これは青森山田の松木玖生」と、キングと呼ばれた高校時代の姿を振り返るとともに、「点を決める これ以上に価値を示す方法はない 下位チームであるなどは関係ない!」「おめでとう!次は左足の豪快なシュートに期待したい!」など激励と祝福のコメントが寄せられた。
FC東京から2024年7月にサウサンプトンに完全移籍した松木は、昨季はレンタルでトルコ1部ギョズテペでプレーし、今季サウサンプトンに復帰した。ポジション争いの中でリーグ戦では4試合(スタメン1試合)出場のみだが、ピッチに立てば結果を残す。22歳。2026年の巻き返しに期待したい。