ガンバ大阪は10日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。始動から4日目で、12日からの沖縄キャンプ前最後の練習とな…
ガンバ大阪は10日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。
始動から4日目で、12日からの沖縄キャンプ前最後の練習となるこの日は、ミーティングと筋力トレーニングの後に、鳥かごやクロスからのシュート練習、フィールドプレーヤー10人で攻撃パターンの確認などが行われ、最後には11対11のゲーム形式が行われた。4本行われたゲームの間もその場で休むのではなく、全員で軽くランニングをするなど常に動き続けることが求められる中、約2時間汗を流した。
練習後に取材に応じたイェンス・ヴィッシング新監督(38)は「長く感じたかもしれませんが、日本に来たばかりで、選手たちも自分のやり方を覚える中で、このプレシーズンの時期は、より時間を使いながら植え付けなければいけない」と、連日ハードなトレーニングを行っている理由を説明。ここまでの内容には「この4日間、本当に自分が求めていたところも含めて、すごくよくやってくれたと総合的に思う。けが人もいたが、ピッチに立っている選手たちは、キャンプまでに大きなけがもなく、しっかり全部こなしてくれた。すごくいい部分もたくさん見られたので、キャンプ前にしては本当にスムーズで、良い形で終われた」と手応えを口にした。
戦術を細かく落とし込むのは沖縄キャンプに入ってからとされているが、新指揮官は目指すサッカーの一端を明かした。
この日の練習で、自らピッチに立ってプレス役も務めたヴィッシング監督は「自分が求めるスタイルの約束事の1つが、しっかり前からプレスに行って、奪った瞬間にまずは前方向を目指そうということ」と明言。PSV(オランダ)やベンフィカ(ポルトガル)で師事した名将ロジャー・シュミット監督が作り上げたチームのように、ハイプレスで相手攻撃を限定し、ボール奪取してからはサイドバックも加わった素早い攻撃を展開することをイメージさせた。
ミーティングではベンフィカの映像も使ってイメージが共有され、ピッチでは「映像で見せたように」、「どんどん前から」と指示。新指揮官は「彼(シュミット監督)と似たスタイルかもしれないが、プラスアルファで自分の色も入れていけたらと思っている」と意欲を語った。
チームは1日休息を取った後、12日から25日まで沖縄キャンプを敢行。新スタイルでの10冠達成へ、改革を進める。【永田淳】