投打二刀流の日本ハム柴田獅子投手(19)が10日、肉体強化の成果を実感した。2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で自主トレ。室内練習…

投打二刀流の日本ハム柴田獅子投手(19)が10日、肉体強化の成果を実感した。2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で自主トレ。室内練習場で約3週間ぶりに行ったマシン打撃で、自身の打球速度の速さにびっくり仰天。見た目でも一回り大きくなった体は、ウエートトレーニングや1・5キロのマスコットバットを振り続けて着実にパワーアップ。プロ2年目は投球だけでなく、打撃でも飛躍の予感だ。

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柴田は自分が打った打球に驚いていた。「こんな速かったっけ」。約3週間ぶりに鎌ケ谷の室内練習場にある打撃マシンと対峙(たいじ)。はじき飛ばしたボールが、あっという間に遠ざかっていく光景に「打球スピード、上がってましたね」と笑顔を見せた。

体が大きくなってプロ2年目を迎えた。「久しぶりに会う人に『大きくなったな』って言われてます」と見た目からムキムキ感が増した。体重はオフ突入直後と変わらない95キロ前後だが、筋量は増加。「やっとタンクトップが着られるぐらいにはなりました(笑い)」と肉体美も実感できるほど、土台が進化した。

今オフはウエートや自重によるトレーニングで筋力アップを図ると同時に、振る力も養ってきた。

この日も打撃マシンを打つ前に、約1・5キロのマスコットバットでティー打撃。「このオフから取り入れてます。重いバットを振っときゃ打球スピードは上がるので。シンプルな練習です」。通常のバットは約900グラムを使用。その1・6倍の重さを振り続ければ自然とスイング速度も打球速度も上がる。単純明快な理論を追求してきた。

昨季は投手としては1軍デビューを果たすなど手応えを残したが、打者としては手探りのまま終了した。「打撃を(本格的に)しだしたのが(福岡大大濠の)3年生から。去年は(打者として)0年目。慣れの1年。本当に1年目なんですよ、今年は」。0年目と言いつつ2軍戦で2本塁打を放ったのもすごいが、勝負の準備が整った“打者1年目”は「フィジカルはイケてると思う。本当に楽しみ」とキャンプインが待ち遠しい。

もちろん投手としても1月中にブルペン投球を再開し、キャンプ序盤の実戦で投げられる準備をするつもり。「僕は実戦で調整しながらなので。そんなに悪くないとは思う。(打者としては)打てるか分からないですけど」。スケールアップした姿を沖縄で披露する。【木下大輔】