関西六大学野球連盟に所属する大商大野球部で、冨山陽一監督(61)が10日、現場に復帰した。 部はこの日、年明け初の全体…
関西六大学野球連盟に所属する大商大野球部で、冨山陽一監督(61)が10日、現場に復帰した。
部はこの日、年明け初の全体練習をスタートさせた。冨山監督は練習前に選手たちを室内に集めて30分ほど話した後、グラウンドに戻って練習する選手たちを指導した。
これまで監督を務めながら中古車販売業を営んでいたが、昨年4月、車検切れの車を他人に運転させたなどとして大阪府警に道路運送車両法違反の疑いで逮捕されていた。
大学は同月、監督委嘱契約を解除。日本学生野球協会は6カ月の謹慎としていた。
大商大出身の冨山監督は2009年に就任し、25年春までリーグ史上最長を更新する7季連続優勝を果たした。多くのプロ選手を育てた実績もあり、学生や保護者は、大学に現場復帰を求める嘆願書を提出していた。大学は、本人の反省が認められたとして8日付で再契約した。
この日、冨山監督は罪を認めた上で、「必要な手続きや書類の提出を全て済ませて戻ってこられた」と語った。
昨年5月には部員が逮捕され、不祥事が相次いだため、大学側は同6月に出場予定だった全日本大学野球選手権への出場辞退を決めた。冨山監督は「辞退までしなくても良いと思った。はがゆさもあった」と振り返った。
現場復帰については「私が監督をしているから、選手たちが私を頼って来てくれる。監督に戻ることができてうれしい」とし、「教え子に(監督業を)バトンタッチするまでは頑張りたい」と話した。