2026年3歳牝馬クラシック桜花賞、オークスを制す馬は?(前編)GI阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気に推されたアラン…

2026年3歳牝馬クラシック
桜花賞、オークスを制す馬は?(前編)


GI阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気に推されたアランカール

 photo by Eiichi Yamane/AFLO

 2025年春の牝馬クラシックは、GI桜花賞(阪神・芝1600m)をエンブロイダリーが、GIオークス(東京・芝2400m)をカムニャックが制した。ともに2歳夏には勝ち星を挙げていたものの、重賞勝ちを決めたのは3歳になってから。エンブロイダリーが2月のGⅢクイーンC(東京・芝1600m)、カムニャックが4月のGⅡフローラS(東京・芝2000m)で勝利を飾るが、3歳の年明け時点では重賞、オープンでの連対もなく、決してクラシックの有力候補という立ち位置にはいなかった。

 では、2026年の3歳牝馬クラシック戦線はどうなるのか。昨年同様、現時点では伏兵の一角にすぎない馬たちがのし上がっていくのか、それとも、すでに重賞勝ちを収めて有望視されている馬がそのまま世代の頂点に立つのか。はたまた、これからデビューする馬が一気に台頭するようなことがあるのか。

 出世レースのGⅢアルテミスS(10月25日/東京・芝1600m)を勝ったフィロステファニが故障で引退し、GⅢファンタジーS(11月1日/京都・芝1400m)の覇者フェスティバルヒルが負傷して戦列を離れてしまったなかで行なわれた年末のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF。12月14日/阪神・芝1600m)は、1番人気のアランカールが5着に敗れる小波乱となった。

 代わってレースを制したのは、GⅢ中京2歳S(8月31日/中京・芝1400m)で牡馬相手に2着と好走して臨んだ2番人気のスターアニス。同馬はJRA賞の最優秀2歳牝馬にも選出された。

 阪神JFを前にして「近年稀に見る激戦」と言われた今年の3歳牝馬戦線。はたして、スターアニスが女王の座を守っていくのだろうか。スポーツ紙、専門紙の記者など5人の識者に、今年の桜花賞(4月12日)、オークス(5月24日)の勝ち馬をいち早く予想してもらった――。

太田尚樹記者(日刊スポーツ)