<全国高校サッカー選手権:鹿島学園1-0流通経大柏>◇10日◇準決勝◇MUFG国立17大会ぶりに4強入りした鹿島学園(茨…
<全国高校サッカー選手権:鹿島学園1-0流通経大柏>◇10日◇準決勝◇MUFG国立
17大会ぶりに4強入りした鹿島学園(茨城)が昨年準優勝の流通経大柏(千葉)を1-0で破り、初の決勝進出を果たした。
試合終了間際に途中出場のFWワーズィージェイヴェン勝(2年)が押し込んで決勝点を奪った。
「茨城旋風」が止まらない。J1優勝の鹿島アントラーズなど25年度に日本サッカー界で躍進した茨城県勢の勢いに乗り、鹿島学園が昨年準優勝の強豪をも食った。
試合開始直後はやや押し込まれたが、徐々に慣れると自分たちらしい「全員攻撃、全員守備」のサッカーを展開。両サイドが躍動し、2トップも起点を作った。守備では身長193センチのU-17タイ代表GKプムラピー・スリブンヤコ(2年)を中心に固い守備で対抗し、前半を0-0で折り返した。
後半、相手に主導権を握られる時間外も長かったが、積極性は失わなかった。安易に後ろに下がることなく、ボールを奪えば素早く前線に出て反撃を仕掛けた。試合終了間際に波状攻撃を仕掛けてゴール前に迫ると、FW堀樹矢(3年)がシュート。こぼれ球をワーズィージェイヴェンが左足で押し込んだ。
日本代表FW上田綺世(27=フェイエノールト)を輩出した名門だが、過去最高成績は08年度のベスト4。見事に歴史を塗り替えた。
25年度の日本サッカー界は茨城県勢が躍進。J1は鹿島が9年ぶりに優勝し、J2は水戸ホーリーホックが優勝してJ1初昇格を決めた。大学選手権も筑波大が優勝。高校年代の高円宮杯U-18プレミアリーグ・ファイナルでは鹿島ユースが10年ぶりに優勝を果たした。鹿島学園は、県勢では1980年度の古河一以来45大会ぶりの全国制覇を狙う。