大商大の硬式野球部が10日、奈良・香芝市内の同大学グラウンドで本格始動した。富山陽一監督(61)は、この日から現場復帰。…
大商大の硬式野球部が10日、奈良・香芝市内の同大学グラウンドで本格始動した。富山陽一監督(61)は、この日から現場復帰。昨年4月21日に道路運送車両法違反で同大学から同24日付で委託契約を解除され、半年間の謹慎処分を下された。約8カ月ぶりとなる監督復帰。初日から力強い声を響かせ、グラウンドは活気に満ちあふれていた。選手はランニング、打撃練習などで汗を流した。
富山監督は大商大のOBで09年に監督就任。25年春までリーグ最長記録を更新する7季連続Vを果たした。さらに、これまでに阪神伊原陵人投手(25)、西武渡部聖弥外野手(23)ら数多くのプロ野球選手を輩出。解任の際には現場の選手、保護者らから復帰を望む声が上がり、大学側は嘆願書を受け取っていた。
富山監督は「自分が声をかけて(大商大に)来てくれた子もいる。また一緒にできることはうれしい」と話した。
チームは「日本一」を目標に掲げ、まずは2季ぶりのリーグ制覇を狙う。プロ注目で新主将の春山陽登外野手(3年=敦賀気比)は「まだ(日本一に)なったことがないので」と決意をにじませた。