3Dプリントの技術を追求するコブラが、3DPアイアンシリーズで新たに3DP MBと3DP Xモデルを追加した。ツアープ…
3Dプリントの技術を追求するコブラが、3DPアイアンシリーズで新たに3DP MBと3DP Xモデルを追加した。ツアープロから中級者までに対応する寛容性を兼ね備えたブレード型で、コブラはより幅広い層に3Dプリントアイアンを提供し、バッグ内のコンボセット作成を可能にした。
マックス・ホマとツアーにインスパイアされたモデル
新しい3DP MBとXモデルは、マックス・ホマが2025年初頭にコブラ契約選手となった際に製作された3Dプリントのツアーアイアンと同じ技術が使用されており、鍛造プレーヤーアイアンの見た目と打感を実現しつつ、大型設計による寛容性と飛距離向上を両立している。
3DP MBは、ホマ用に作られたプロトタイプのMBヘッドをベースにし、従来のコブラのブレード型よりもややオフセットが大きく、薄めのトップラインとなっている。
ホマは昨季ハワイで「最初に打ったとき、僕は(コブラのツアープロサービスマネジャーであるベン・)ショーミンに『打感はとても良く、パフォーマンスも良くて、数字は最高で、全てにおいて良い』と言ったんだ。だけど、さりげない一言みたいな感じで、僕がこれまで20数年間使ってきたものよりトップラインが断然分厚かったので『トップラインに慣れるのに少し時間がかかった』と伝えると、1カ月後に彼はトップがかなり薄くなったものを持ってきた。それは長年僕が見てきたものと同じ見た目で、一番の懸念点をクリアしたんだよ」と話していた。
3DP Xのサイズと形状はコブラのキングテックXアイアンに近いが、寛容性の高さは、コブラのゲームインプルーブメントアイアンであるDS アダプト マックスをしのぐレベルとなっている。
コブラでイノベーション部門を統括するライアン・ローチ氏は「3DPツアーアイアンの大成功を基にした、2つの新しい革新的なアイアンを提供できることに心を躍らせています。MBとXの追加で、今では大多数のプレーヤーにフィットする3Dプリントモデルが揃うことになり、ほぼ全てのゴルファーに3Dプリント技術の持つパフォーマンスの利点を享受してもらえるようになりました」と語った。
3Dシリーズを支えるテクノロジー
コブラは3Dプリントを使用することで「選手たちの好む形状、打感、そして精度に十分な操作性と寛容性が備わった」マッスルバック設計のアイアンを開発してきた。
これは316ステンレス鋼で3Dプリントされたワンピース構造であり、内部の格子状コアがソフトな鍛造の打感を実現しつつ、タングステンをヒールとトゥに再配置できるようにしたことで、高慣性モーメント(MOI)と低重心によりオフセンターヒットでの安定性を高めている。
3DP Xアイアンはゲームインプルーブメントアイアンを製造する技術が採用されており、洗練されたパッケージで高弾道を実現。ダイレクトメタルレーザー焼結プロセスでの3Dプリントによって他のゲームインプルーブメントアイアンと異なり、フェースインサートを用いないワンピース設計となっている。その代わりとして、内部の格子状構造による軽量化で重量配分が向上し、薄いフェース設計を可能としたことで、打感を犠牲にすることなくパフォーマンスと寛容性の両立を実現した。トゥとホーゼルにタングステンウェートが配置されており、高MOIによりオフセンターヒットでの安定性が向上している。
3D全3カテゴリーでのコンボが可能に
3DPシリーズには、マッスルバック設計から超ゲームインプルーブメントまで3つのカテゴリーがあり、コブラはこれまで以上にセットのコンボを簡単にすべく、各モデルのロフト角とライ角を調整した。
コブラゴルフ社長のダン・ラッド氏は「コブラゴルフは技術革新を原動力としてきました。従来の工法で作られた同等レベルのアイアンを上回る3Dプリントアイアンを幅広く提供した最初のOEMであるという事実は、ゴルフで最高のパフォーマンスを発揮するギアを作ることへのこだわりの強さを明確にしています」と話す。
全3セットの完璧なコンビネーションとして、コブラは3DP Xはウィークロフトとフラットなライ角によりロングアイアンとして最適で、3DPツアーアイアンは標準仕様としてその他ミドルアイアンまでの番手に向いているとしている。もし8番以下の番手に3DP MBを用いるなら、最高のパフォーマンスを引き出す上で、ライ角は標準にとどめつつロフトを立てることを推奨している。
新しい3DP MBと3DP Xアイアンは、1月6日から先行販売、1月9日から小売販売が始まる。(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)