J1清水は10日、静岡市の三保グラウンドで練習を行い、今季から背番号「10」を背負うMFマテウス・ブエノ(27)がチー…

 J1清水は10日、静岡市の三保グラウンドで練習を行い、今季から背番号「10」を背負うMFマテウス・ブエノ(27)がチームに合流した。清水加入2年目を迎える助っ人は、“エースナンバー”にふさわしい活躍を誓った。

 午前9時半から約1時間半にわたって行われた練習ではウォーミングアップ、パス回しの練習後、ランメニューを中心とした別メニュー調整。練習後、「契約更新できて、こうやって清水に在籍できるのはうれしい。今後も一生懸命努力を続けていきたい」と意気込みを語った。9日に来日したばかりで移動の疲れも残るが、「移行期間もありますが、Jリーグでいいスタートを切れる状態をつくっていきたい」と前を向いた。

 昨季はJリーグ初挑戦ながらダブルボランチの一角として、累積警告の出場停止1試合をのぞいた37試合に出場。攻守両面で存在感を発揮し、チームのJ1残留に大きく貢献した。Jリーグアウォーズでは優秀選手賞を受賞。さらに、クラブ企画の「推し活ナイト」ではイケメン部門1位に選ばれるなど、実力とルックスの両面でサポーターの支持を集めてきた。

 今季は“チームの顔”としての自覚も強い。昨年、ブラジルのグアラニFCから移籍した際に、背番号「10」を希望していたが、クラブ事情も影響し、自身の生まれ年である1998年の下2ケタの番号を選択していた。「自分の力を出して授かった番号なので、うれしい」と胸を張る。

 ユース時代につけることはあったといが、プロキャリアを通じて初めて背負う10番。清水では沢登正朗氏をはじめ、藤本淳吾氏、小林大悟氏らが背負ってきた特別な番号。外国籍選手としては20年から24年につけたFWカルリーニョス・ジュニオ(31、現千葉)に続く2人目となる。「チームの象徴という考えはブラジルでも同じ。サポーターの皆さんをがっかりさせないよう、全力で頑張りたい」。新10番が強い覚悟とともに、新シーズンへの一歩を踏み出した。(伊藤明日香)