「全国高校サッカー選手権・準決勝、神村学園1(9PK8)1尚志」(10日、MUFG国立) 高校総体王者の神村学園(鹿児…
「全国高校サッカー選手権・準決勝、神村学園1(9PK8)1尚志」(10日、MUFG国立)
高校総体王者の神村学園(鹿児島)が死闘のPK戦の末、尚志(福島)を下し、初の決勝進出を決めた。夏冬2冠に王手をかけた。
PK戦は両者9回目まで8回ずつ決めるハイレベルな戦いに。一本決めるごとに国立がどよめいた。最後は後攻の尚志10人目のキックがポストをたたき、神村学園が競り勝った。国立は拍手に包まれた。
試合は先制を許すも、0-1の後半28分、FW日高元(3年)が左サイドからのクロスに体を投げ出しながら頭で合わせた。大会通算6得点目とし、同僚の倉中悠駕(3年)に並んて最多タイに。倉中が4ゴールを挙げた準々決勝では勝利したにもかかわらず、無得点に終わった自身のふがいなさから試合後に涙。エースは俺だ!といわんばかりの同点弾でチームに勢いをもたらした。
試合後、有村監督は「ゲームの内容的には負けていた」と振り返り、「PK戦は思い切り蹴ってこいと送り出した。結果はなんとも言いようがないが、そういうゲームでした」と、受け止めた。
PK戦では9人目に福岡に内定しているエースのMF福島、10人目に主将のDF中野がキッカーを務めた。指揮官は「私はPKを決めない。本人たちが話し合ってたぶん蹴りたくない人が後ろになったと思う」と明かし、「PKは昨日も練習したが、ふかしまくって外しまくって『これはダメだと思っていた』。決めてくれてラッキーという印象しかない」と、率直に吐露した。