『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(20)東京グレートベアーズ 大前隆貴 後編(前編:東京GBの大前隆貴…
『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(20)
東京グレートベアーズ 大前隆貴 後編
(前編:東京GBの大前隆貴が憧れた石川祐希と同級生のリベロ 春高は悔しい欠場も、SVリーグへとつながった>>)

(c)古舘春一/集英社
選手写真/SVリーグ
現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?
<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>
Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?
【オポジット】
澤村大地(烏野高校)
【アウトサイドヒッター】
木兎光太郎(梟谷学園高校)、星海光来(鴎台高校)
【ミドルブロッカー】
日向翔陽(烏野高校)、灰羽リエーフ(音駒高校)
【セッター】
及川徹(青葉城西高校)
【リベロ】
夜久衛輔(音駒高校)
【オポジット】
「オポジットに大地さんを入れたのは、冷静さ、守備力、リーダーシップを買って。サイドのひとりは星海。僕は、身長は低くても器用で、めっちゃ跳ぶ選手が好きなので、ドンピシャです。もうひとりの木兎は考え過ぎないタイプで、テンションが落ちたらずっと落ちるけど、上がったら上がり続ける。声かけでテンションが変わるのは、簡単でいいですよ(笑)。
ミドルは日向。星海もそうですけど、バレーはちっちゃくても勝てるというところを見せたい。リエーフは、元気なところがいいです。僕は楽しいバレーをしたいし、ずっとやらせてもらっていたので。堅苦しく考えず、お祭りみたいな感じにしたいですね。それを、大地さんがまとめてくれるはずです(笑)。
セッターは及川さん。センスがあるし、"自由すぎる"スパイカー陣に好き勝手やらせてくれそう。リベロは夜久さん。リベロには周りが見えているリーダーシップが欲しいし、落ち着いていないと。烏野の西谷(夕)もいいですけど、よりチームメイトを自由にしてくれると思います」
Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?
「西谷と田中(龍之介)の『ソイソイソーイ』っていうかけ声がありますよね。あれを、小学校の時にマネしていたんです。サーブで点を取ったらやっていたので、みんなでサーブ練習を必死にやりました。点を取るたびに、真ん中に集まって『ソイソイソーイ』と喜んで。時には『さっきの試合、ソイソイソーイ少なくね? もっと決めようぜ』と奮起したり。サーブで頑張って点を取っていたのが思い出ですね」
Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?
烏野高校vs稲荷崎高校
「ラスト1点、影山(飛雄)と日向が宮ツインズの変人速攻を止めるシーンは『自分たちの技だからわかるんだ』と鳥肌が立ちました。『決められる!』と思ったら、まさかふたりがブロックした。あれを決められたら、ほかの人にもできることになるし、ふたりで止めたことで『変人速攻は俺たちの技』という感じが伝わってきて、すごくよかったです」
【プロフィール】
大前隆貴(おおまえ・りゅうき)
所属:東京グレートベアーズ
2002年11月21日生まれ、愛知県出身。174cm・リベロ。ふたりの姉の影響で、小学3年でバレーを始める。中学時代、JOC(ジュニアオリンピックカップ)に出場する代表メンバーに選ばれた。星城高校時代はセッターとして活躍し、3年時に春高バレーに出場した。愛知学院大学ではリベロで西日本インカレで優勝し、リベロ賞などを受賞。卒業後の2025年、東京グレートベアーズに入団した。