大相撲の横綱大の里(25=二所ノ関)が、東京開催の本場所で唯一、優勝していない初場所制覇に意欲を見せた。初場所初日を翌日…
大相撲の横綱大の里(25=二所ノ関)が、東京開催の本場所で唯一、優勝していない初場所制覇に意欲を見せた。初場所初日を翌日に控えた10日、会場となる東京・両国国技館で行われた、2場所に1度開催の優勝額贈呈式に出席。昨年9月の秋場所の優勝額を受け取った。今回で5つ目の優勝額だが、内訳は大阪開催の3月春場所が1つ、東京開催の5月夏場所と9月秋場所が2つずつ。「1月場所は、まだ優勝したことがない場所でもありますし、またしっかりと明日から、15日間、一生懸命やっていきたい」と、力を込めた。
昨年11月の九州場所千秋楽を、左肩鎖関節脱臼のために休場した。初土俵以来、初めて休場し、12月の冬巡業も全休した。年明けは5日の横綱審議委員会(横審)による稽古総見こそ、平幕2人を相手に8勝3敗だったが、その後は出稽古で前頭平戸海、大関琴桜に苦しめられた。万全の仕上がりとはいえない状況だ。「やることは変わらない。15日間、しっかり集中して頑張っていきたいなと思います」と、自らに言い聞かせるように話した。
初場所は1年最初の本場所だけに、横綱としては弾みをつけたい場所でもある。「しっかり目標を持って、それに向かって、年6場所、しっかりやっていきたいと思います」。多くは語らなかったが、場所前に低迷した時こそ盛り返してきた実績がある。稽古総見で横綱豊昇龍、琴桜との申し合いで3勝8敗と低迷した昨年秋場所ではV字回復して優勝。6度目の優勝へ、静かに燃えている。