大相撲の新大関安青錦(21=安治川)が、自身の優勝額と初対面し、喜びを口にした。初場所初日を翌日に控えた10日、会場とな…

大相撲の新大関安青錦(21=安治川)が、自身の優勝額と初対面し、喜びを口にした。初場所初日を翌日に控えた10日、会場となる東京・両国国技館で行われた優勝額贈呈式に出席。縦3・17メートル×横2・265メートル、重さ約60キロの優勝額を目の当たりにし「思ったよりもカッコ良かった。5年ぐらい飾られるんですよね? (国技館の)上にあると、そんなに大きく見えないけど、実際に隣に立ったら大きいなと感じた」と、うれしさを隠しきれずに話した。

昨年11月の九州場所で、横綱豊昇龍との優勝決定戦の末に初優勝した。この日は同9月の秋場所の優勝額を受け取った、横綱大の里と並んで出席。今年最初の本場所を前に、年間を通じて主役を担う可能性が高い2人が並び、一般観覧できる式典には、大勢の大相撲ファンが集まった。その中でも、初優勝の記念となる安青錦のカメラ目線の写真を撮ろうと「安青錦!」と、呼びかけるファンの声が止まらず、将来への期待感の高さをうかがわせた。

大相撲の看板力士となって最初の本場所を迎えるが、心境については「全然変わらない。あとはやるだけ」と、これまで通りに臨む決意だ。今月4日から稽古総見を含めて4日間連続、出稽古の格好で他の部屋の関取衆と稽古を重ねてきた。前日9日は休みに充て、この日は贈呈式出席とあって、この2日間で肉体のダメージを回復させる狙い。「今場所こそ、やることをやる。新大関とかはあまり意識せずに」。06年夏場所で、後に横綱となる白鵬が果たして以来、20年ぶりとなる新大関優勝へ、準備は整った。