巨人の4番を打ち、その期待の応え続けた岡本(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 果たして、巨…

巨人の4番を打ち、その期待の応え続けた岡本(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
果たして、巨人の4番はメジャーで通用するか。今オフにポスティングシステムを利用してブルージェイズと契約を交わした岡本和真の“可能性”が注目を集めている。
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日本球界での実績は十二分にある。岡本のNPBキャリア11年間での通算成績は打率.277、248本塁打、OPS.882のハイアベレージ。4年総額6000万ドル(約93億円)という契約にも表れるように、高卒で巨人のクリーンアップを務めるまでに成長を遂げた男のポテンシャルは確かなものがある。
もっとも、米球界では疑念も小さくはない。米放送局『ESPN』のブラッドフォード・ドゥーリトル記者は「C+」という低評価を下した上で、「数字を残せないというわけではないが、すでに最高レベルで実績を残してきたビシェットの方が“確実な賭け”だ」と指摘。今オフにFAとなった生え抜き遊撃手ビシェットとの契約延長を優先すべきだったとのシビアな見解を記した。
ただ、日本で岡本の打力を垣間見た元同僚からは、太鼓判が押されている。21年に巨人に在籍した元メジャーリーガーのジャスティン・スモーク氏は、カナダの地元紙『Toronto Star』において「僕が日本で彼を見たのは、数か月だけだったけど、この目で打撃練習を見た限りオカモトはメジャーでもプレーできると思った」と証言。当時25歳だった和製大砲の可能性を論じた。
かくいうスモーク氏もメジャーでの実績は十分にあるパワーヒッターだった。15年からの約4年間はブルージェイズにも所属し、17年には年間38本塁打を放ち、オールスターにも選出された。
21年に契約した巨人では、コロナ禍で家族の来日の見通しが立たずに約半年で退団したスモーク氏。だが、巧みに長打を打てる岡本の存在は強い衝撃として脳裏に焼き付いているという。
「彼のパワーは僕よりずっとすごいよ。とんでもないパワーの持ち主だ。良い打者だし、スイングは大振りする感じもない。もちろん空振りはあるけど、同時に、打ち損じた打球が外野手の隙間を抜けたり、フェンスに当たったり、時にはホームランにもなる」
では、岡本がMLBで成功するために必要なことは何か。スモーク氏はこう続ける。
「おそらく日本との違いは、対戦する各チームに95マイル(約152.8キロ)以上の速球を投げる選手が2、3人はいるってことだろう。だけど、何事もそうだが、新たな環境に慣れるには少し時間がかかる。でも彼は優れた打者だ。それは間違いない。最初は球速にてこずるかもしれないが、慣れ始めたらきっと大丈夫だよ」
岡本は一体どれだけの成績を残すのか。その一挙手一投足から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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