日本サッカー界のレジェンド、三浦知良(58)が福島にやってくる。9日東京都内で、J3福島ユナイテッドFCへの入団会見に臨…

日本サッカー界のレジェンド、三浦知良(58)が福島にやってくる。9日東京都内で、J3福島ユナイテッドFCへの入団会見に臨んだ。11年の東日本大震災直後に行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ」でゴールを挙げ、被災地を喜ばせてから15年。再び福島を、東北を元気づけるキングカズの一問一答です。

  ◇  ◇  ◇

-移籍を決めた経緯、決断の理由は

やはりJリーグで、J3でプレーできるということです。関係者の皆さんの熱い気持ちだったり、チームのコンセプト、やっているサッカー、練習する環境、すべてが他のチームよりも上回っていたと判断しました。

-福島ユナイテッドFCのプレースタイル、クラブへの印象は

何試合か見させていただきましたが、リードアップからパスをつないで、みんなが連動して細かいパスをつなぎながら真ん中からどんどん攻めるというイメージの強いチームでしたね。見てて面白いサッカーだなと思いました。

-5年ぶりのJリーグ復帰

今回のカップ戦(J2・J3百年構想リーグ)ではいろんなチームとできますし、J2、J3、いろんな地域で試合ができるので楽しみにしています。非常にレベルの高いクラブが参加する中で自分たちも高めていけるんじゃないかな。いい緊張感を持って、いい準備をして、しっかり整えて、2月からの開幕に向けていい状態に持っていきたいなと思います。

-地元静岡県での試合も組まれる

J1で優勝経験のあるジュビロも同じリーグに入ってますし、僕、藤枝には行ったことないんですけど、槙野監督の前でプレーするのも楽しいですし、わくわくする気持ちがやっぱりどうしてもありますね。

-東日本大震災から3月で15年になります

15年前のチャリティーマッチでのゴールには被災地の皆さんが喜んでくれましたし、勇気をいただいたという言葉をたくさんいただきました。自分自身も思い出深いゴールになったので、また新たなゴールを福島の皆さんと一緒に挙げることができたらいいなと思ってます。

-復興への思いは

ここ2、3年はなかなか携わることがなかったので、福島に住むようになればそういう活動もチームのみんなと一緒にやっていけたらいいなと思います。

-福島の印象やこれから楽しみにしていることは

ここまで国内、国外いろんなところに住みましたが、結局いつもサッカーで忙しくなって、トレーニングとか体のケアだったりして、なかなか時間が取れないことが多いんですけど、できるだけ時間をつくって、いろんな人にいろんなところを紹介してもらって行きたいなと思ってます。福島おいしいものがたくさんあるということなんで、楽しみにしてます。

-今年2月で59歳

サポーターの皆さんだったり、常にグラウンド上で支えてくれている関係者、選手の皆さん、そして街で声をかけてくれる皆さん、そういう人たちの声1つ1つが原動力になっています。年を重ねて59になりますけど、情熱は本当に増してるんではないかな。

-数字的な目標は

数字を言うのはちょっと難しいんですけど、ゴールなりアシストなりできたらいいなと思いますし、それが一番チームのためになるなら、その仕事に没頭しなきゃいけないかなと思います。できたら本当は、左サイドを駆け上がって、いいクロスを上げたいなと思ってますけど。

-昨年はケガに苦しみました。現在、体の状態は

去年のオフと昨年の1月のキャンプでは、ケガでやりたいことができなかったんですが、そこでやりたかったことはこの1カ月でできて、非常に体の方は良くなってると思います。けれどもそのままサッカーの負荷、Jリーグのレベルでどのくらい今の自分ができるかっていうのは、まだ本当に分かりません。ここからチームに合流して、この1カ月やってきたことをチームの練習にコミットさせて、どこまでどういうふうな形でいけるかっていうのはわかりません。何パーセントの状態に戻ってるっていうのは、サッカー的に言うと非常に表現するのは難しいと思います。ただ、チームのトレーニングに参加する、参加して、試合を目指す準備はできたっていうところですね。

-あらためて意気込みを

厳しい挑戦になると思うんですけど、やりがいのある仕事ですし、これからもコツコツと1日1日を大切にやっていけたらなと思います。

-一番重きを置きたいことは

毎年毎年同じなんですけど、1分1秒でも長くピッチに立ちたいなと思ってます。それだけです。