ヴィッセル神戸に加入した元日本代表MF乾貴士(37)が、新天地での自身初となるタイトル獲得に意欲を見せた。9日は午前に今…

ヴィッセル神戸に加入した元日本代表MF乾貴士(37)が、新天地での自身初となるタイトル獲得に意欲を見せた。

9日は午前に今季の初練習で汗を流し、午後は神戸市内で行われた新体制&新加入選手発表会に参加。発表会では「この素晴らしいチームに来られてうれしい気持ちと、楽しみな気持ちがある。まずはサッカーを楽しむ、楽しませるということをこのチームでもやりながら、その上でしっかり勝ちにこだわりたい。プロでまだタイトルを取ったことがないので、このチームで取れるように精いっぱい頑張ります」とあいさつし、会場に集まったサポーターから盛大な拍手で歓迎された。

昨季限りで清水エスパルスを契約満了で退団。神戸からはその直後に声がかかった。「まさかこんなビッグクラブから来ると思わなかったので、すごくうれしかった」と振り返り、神戸への返答は「誰かに相談する意味もわからない。こんないいチームから(オファーが)来たら即答でしょう」と、迷う間もなくしていたことを明かした。

神戸では日本代表でともにプレーしたFW大迫勇也(35)、DF酒井高徳(34)、MF武藤嘉紀(33)や、セレッソ大阪でチームメートだったMF扇原貴宏(34)らと再び戦うことになる。練習初日で新たな環境に接した乾は「懐かしい選手と久しぶりに一緒にボール蹴るのはすごく楽しかった。レベルが高い選手とやれるのはすごく楽しいし、これからが楽しみ」と話し、「顔なじみが多いこのメンバーでタイトルが取れれば、本当に一番うれしい」と目を輝かせた。

背番号は「14」に決定。選んだ理由を問われると「14番の時はいいイメージしかないので。W杯もそうだし、高校サッカーで優勝しているのもこの14番。タイトルを取るために縁起を担ぎました」と、その思いを明かした。

この日のトレーニングでは声を出し続け、チームを盛り上げたテクニシャンは「タイトルを取るために自分自身の全てを懸けて良いプレーをしていきたい」と宣言。落ちることを知らない情熱と技術で、神戸の攻撃をけん引していく覚悟でシーズンに挑む。【永田淳】