大谷をマネージメントするロバーツ監督は、二刀流をどう見ているのか(C)Getty Images 球界屈指のタレント軍団の…

大谷をマネージメントするロバーツ監督は、二刀流をどう見ているのか(C)Getty Images
球界屈指のタレント軍団の一員となって2シーズンを消化し、大谷翔平はドジャースの「顔」と言える存在となった。
2023年12月に当時MLB史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)という桁違いの待遇で迎え入れられた偉才は、右肘側副靭帯の損傷の影響もあった1年目こそ打者専任となったものの、史上初となる「シーズン50-50(50本塁打、50盗塁)」をやってのけてMVPを獲得。
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2年目となった昨季は6月に投手として復帰。打ってはリーグ2位の55本塁打に加え、打率.282、102打点、20盗塁、OPS1.014と軒並みハイアベレージを記録。投げても14先発(47回)のスモールサンプルながら、防御率2.87、WHIP1.04、62奪三振をマークした。そして、これまたメジャーリーグ史上初となる「シーズン55-62(55本塁打&62奪三振)」の金字塔も打ち立て、移籍後2年連続でのMVPを手にした。
まさに規格外と言える大谷。果たして、彼と共闘し、時にマネージメントするというのは、どういう感覚なのだろうか。現地時間1月7日、MLBの公式ネット局『MLB Network』に出演したデーブ・ロバーツ監督は、2年間の指導経験を振り返った。
指揮官は正直な想いを隠そうとはしなかった。番組内で「昔からショウヘイの評価が高かったのは知っているけど、一緒にやってみて、見方はどう変わった?」と問われ、「一緒に過ごす時間が増えて、より深く人柄がわかるようになってきた」と告白。一般的に見えない大谷の人柄を語った。
「ここ数年で彼のユーモアのセンスを私は知った。もちろん謙虚さってものは、昔から知っていたけど、気前の良さもある。そして、とにかく勝ちたいっていう執念がとてつもない。ショウヘイは、『普通に良い選手』という枠で終わろうとしていない。どんな時も本気で勝ちたがっている」
そして、「正直、ショウヘイは私がマネージメントした選手の中で一番と言っていいほど、ラクな選手だ」と続けるロバーツは、“大谷を率いる”という仕事について持論を展開した。
「ショウヘイは、『俺の言う通りにしろ!』みたいなタイプじゃない。組織や私に対して、強く要求することも一切ない。右肘のリハビリは、計画そのものが慎重で、予想されたペースより遅めになったが、彼はチームの考えを理解して従ってくれた。大局を見て、信頼してくれるんだ。もちろん、試合から外したり、交代させる時は嫌がるけど、それでも最終的には敬意を持って受け止めてくれるよ」
さらに「彼ほど最高な選手が、あれだけのリーダーシップ発揮してくれたら、私の仕事はイージーになる」とも語ったロバーツ。チームメイトだけでなく、指揮官にも「楽」と言わせるところに、二刀流スターの偉才ぶりは現れていると言えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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