ダカールラリーの2026年大会は、1月8日、マラソンステージ前半を終了した後のビバークからハイルを走行するステージ5、3…

ダカールラリーの2026年大会は、1月8日、マラソンステージ前半を終了した後のビバークからハイルを走行するステージ5、371kmを走行。フォード・ラプターのミッチ・ガスリーが、自身2度目のダカールでのステージ勝利を獲得。総合順位ではトヨタ・ガズーレーシングW2RCのヘンク・ラテガン(トヨタDKR GRハイラックス)が首位を守っている。

ステージ4でトップタイムをマークしたラテガンはこの日、道を開く役目を担うことに。天候の影響で厄介な作業となったが、それでも絶妙なスキルを発揮して16番手タイムでまとめ、総合首位の座を死守した。難しい一日を凌ぎ切ったラテガンは「これまでのダカールで一番難しいステージだった。バイクの道筋がなく、雨で道もかなり流された。2日間のマラソンステージでいい走りをしてくれるマシンを用意してくれたチームは素晴らしかった」と振り返っている。









ここまで2700kmの走行を終えて2番手に続くのは、ナッサー・アル‐アティヤ(ダチア・サンドライダー)とマティアス・エクストローム(フォード・ラプター)。3メーカーのマシンがトップ3を争うエキサイティングな展開となっている。
「ステージの最初から、パンクを避けミスを一切しないように努めた。いい仕事ができたし、ヘンクの後ろに留まっている」とアル‐アティヤ。

エクストロームのチームメイト、ガスリーは、2度目のダカールで今大会2度目のステージウインをマークし、総合でも6番手に食い込んでいる。
「これで通算ステージ勝利を2にすることができ、チームを誇らしく思う。自分たちのマシンは素晴らしいし、自分たちもいい順位につけていると思う。まだまだ戦いに残っているよ」とガスリー。

ガスリーのチームメイトでトップ5に食い込んでいるカルロス・サインツは、ダカールでは1日のトップタイムをマークしなくても勝てている感じがあると説明する。
「今日は、自分的には勝ったような気分。昨日はトラブルがあり、今日もステージフィニッシュ近くで別のトラブルに見舞われた。マラソンステージのフィニッシュにたどり着いたので、すごくハッピーだ」とサインツ。

新設のストッククラスでは、ダカールデビューを迎えたディフェンダー・ダカールD7X‑Rを駆るリトアニアのロカス・バウチスカが、ステージウインを獲得。チームメイトのステファン・ペテランセルに対して45分のリードを築いて首位にクラス立っている。
「昨日は小さなトラブルがあったが、ビバークで修復することができた。マラソンステージでは、サービスがないのでマシンを労ることが重要。これでチームと合流できるので、まずはシャワーを浴びることを楽しみにしているよ」とバウチスカ。





9日のステージ6はハイル〜リヤドを走行する326km。100%砂地となるこのコースは、まだ気温の低い早朝にスタート。砂丘は速度域が高いが、先日の雨で砂丘が崩れている区間がロードブックに表示されており注意が必要だ。ステージフィニッシュ後は長いリエゾンを経てリヤドに向かい、休息日を迎える。

ダカール2026暫定結果(ステージ5終了時点)
1 H.ラテガン(トヨタDKR GRハイラックス) 20:36:44
2 N.アル‐アティヤ(ダチア・サンドライダー) +3:17
3 M.エクストローム(フォード・ラプター) +5:38
4 N.ロマ(フォード・ラプター) +6:59
5 C.サインツ(フォード・ラプター) +8:33
6 M.ガスリー(フォード・ラプター) +16:23
7 L.モラエス(ダチア・サンドライダー) +17:11
8 S.ローブ(ダチア・サンドライダー) +17:55

2台のトヨタ・ランドクルーザー300 GRスポーツがストッククラスを戦うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーはステージ4、前日にトラブルに見舞われた501号車の三浦昂は、この日はマシンを修復。前日の到着が遅れたため後方スタートとなったが、3本のパンクに見舞われながらも先行車をパス。クラス5番手タイムで走り切った。503号車のロナルド・バソはパンクなしで一日を走り切り、クラス4番手タイム。累積順位ではバソが2番手、三浦が5番手につけている。

三浦は「昨日はSSの終盤に突然駆動系にトラブルが発生して走れなくなりました。一時はデイリタイアも考えましたが、アシスタンストラックの応急措置で規定時間内に帰ることができました。この遅れでストッククラスの首位からは4時間以上のタイム差がついてしまいましたが、新型ラリー車のデータ収集のためにもしっかり最後まで走り切りたいと思っています」と前日の状況を説明した。

日野600シリーズでプロトタイプトラックのT5クラスに参戦する日野チームスガワラは、高速区間でパンクに見舞われながらもトラッククラス12番手タイムでフィニッシュ。累積順位でのトラッククラス9番手を死守している。

菅原は「前日と同じエリアを走りましたが序盤はやや砂が深かった。全体にハイスピードの区間が多く、平均車速が高かったです。パンクは原因が分からないのですが、そのほかは問題なし。明日は早く帰れるかなと思います」と語っている。