期限付き移籍していた横浜FCから3季ぶり復帰の北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗(33)が9日、札幌市内で日刊スポーツの…

期限付き移籍していた横浜FCから3季ぶり復帰の北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗(33)が9日、札幌市内で日刊スポーツのインタビューに応じた。24年はJ2で全38試合に出場し、2ゴール14アシストでJ2アシスト王に輝いたレフティー。2年間を振り返り、復帰の経緯、覚悟を語った。【聞き手=保坂果那】

-おかえりなさい。3季ぶりに札幌に復帰した現在の心境は

福森「2年間ちょっと留守にしていたというか、間が空いてしまって、一緒にやっていた選手たちもいるけど、半分以上は選手が入れ替わって、初めましての選手が多い。まずは自己紹介から始めないと。新人の気持ちです」

-親しい先輩のMF宮沢裕樹(36)らと再び一緒にプレーする

福森「自分の知らない選手たちと一緒にやるのも非常に楽しみだけど、裕樹さんや(MF青木)亮太とか(MF荒野)拓馬たちにどういう選手なのかっていうのをいろいろ聞きながら試行錯誤していく」

-札幌復帰を決断した経緯

福森「本音を言えば去年戻って来られれば良かったけど、横浜FCがJ1、札幌がJ2で、その中で帰るか帰らないか、すごい悩んだ。サッカー選手である以上は、日本で一番上のリーグでやりたいという気持ちがあったので、横浜FCに残った。もし札幌がJ1に残留していたら、去年帰って来ていたと思う。それがちょっと1年伸びた。自分はだいたい2年で札幌に帰るっていうことは決めていたので、このタイミングで帰って来た」

-2年間は札幌の試合をチェック

福森「毎試合見ていた。去年はJ1とJ2で試合の日や時間帯が違ったのでリアルタイムで。自分の試合と重なったら、試合後に90分通して見ていた」

-感じていたことは

福森「正直感じていたことはたくさんあった。自分は主に左の後ろをやるけど、去年だったら右にMF近藤(友喜)君がいた。多分札幌のチームの強さって近藤君のところからの攻撃だったと思う。いかに相手を左サイドに寄せて、右でフリーや1対1を作るか。自分が左に入っていたとすれば、もっとより近藤君の良さ、チームの強さを出して、チャンスも増えたと思うし、もっと点も取れたのかなというイメージをしながら試合を見ていた」

-横浜FCでの2年間で得たものは。24年はJ2アシスト王に輝いた

福森「1年目はJ2で全試合出させてもらった。夏までに10アシストしたけど、実は左足首をひねって三角骨(過剰骨)ができてしまった。後半戦はインサイドキックが痛くて、練習でボールが蹴れないくらいだった。だから試合前のアップが終わるとドクターに痛み止めの注射を打ってもらって、感覚を鈍らせてプレーしていた。J1昇格できて、当初ヨモさん(四方田修平監督)を胴上げするために横浜FCに来ましたっていうことを言っていたので、2位だったけど、胴上げできたので充実した1年間だった」

-昨季はJ1で28試合無得点

福森「去年はJ1で試合に出る時もあれば、全く出ない時もあったし、メンバー外も経験して、本当に自分の中では悔しい、悔いが残るシーズンだった。なのでそれを今年ぶつければいいかなと思う」

-23年オフに札幌から横浜FCへの移籍を決めた時の思い

福森「その時札幌はミシャ(ペトロビッチ監督)だったけど、試合にあまり使ってもらえない時期や2試合連続ベンチに座ってるだけって時もあった。90分出続けられない。自分のせいでもあったけど、そういうのがいろいろ重なって、ちょっと外に出たいなっていう気持ちがあった。自分の中で一番大事にしていることが試合に出続けることなので。お金が大事って選手もいると思うけど、自分はお金より試合に出続けてアピールし続ければ、お金はついてくるものだと思っている。試合に出たい、出続けたいっていう思いで、外の世界も見ようかなと思って移籍した」

-今季のJ2・J3百年構想リーグ、その後の26-27年シーズンへ

福森「キックは鈍っていないと思うし、J2はセットプレーがすごい鍵になってくる。横浜FCでもセットプレーで大半の点を取って勝ってJ1昇格できたので。試合に出ればFKだったり、自信はある。そういうところで結果を出しながら、今季は半シーズンだけど、やっぱり優勝して、そのままの勢いでJ2(26-27年)に入ることができればいいんじゃないかなと思う」

-数字の目標は

福森「数字を決めたら達成できないと思うので、まずは1試合でも早く1ゴールでも1アシストでもすること」