2026年を迎え、日本のサッカーは「新たな挑戦」に直面している。Jリーグは秋春制への転換を前に、初の試みとなる百年構想…

 2026年を迎え、日本のサッカーは「新たな挑戦」に直面している。Jリーグは秋春制への転換を前に、初の試みとなる百年構想リーグを戦う。そして日本代表は、大きな志を胸にワールドカップに乗り込む。「最高の1年」にするために、何が必要なのか。ベテランのサッカージャーナリスト大住良之と後藤健生が、語り合った!

■「藤田譲瑠チマ」はギリギリか?

――26人のワールドカップ登録メンバー、中盤はどうなるでしょうか。

後藤「遠藤航は、どんな形になるにしても入るよね。たとえベンチに回るとしても」

大住「そうなると、長友佑都は外れるかもしれないよね」

後藤「そうそう」

大住「ただ、遠藤と長友だとキャラクターが違うからなあ」

後藤「あのポジションだと、遠藤、佐野海舟田中碧守田英正かな。守田もまだコンディションが万全じゃないけど、たぶん入るでしょう」

大住「藤田譲瑠チマは?」

後藤「藤田は入れてほしいけど、全部で26人という数字を考えるとギリギリだよね。攻撃的な選手では、堂安律久保建英鎌田大地、中村敬斗、三笘薫前田大然

――伊東純也はどうでしょうか。

後藤「これからのプレーを見てみないとね」

大住「今、ケガしているからね」

後藤「ようやく治って、点は取ったようだけど」

――相馬勇紀も左右のサイドでプレーできますね。

後藤「そうだね。かなり有力な当落線上の選手だね」

■南野拓実の「代役」は誰になる?

――重傷を負った南野拓実は厳しいですよね。

後藤「奇跡の回復があったら可能性はあるけど、今はまだ当選確実じゃないよね。1トップは上田綺世で、あとの選手をどうするか。小川航基はたぶん大丈夫だろうね」

大住「このポジションには3人入れる可能性があるよね」

後藤「細谷真大が2025年の終盤のように調子を上げていて、そのままキープできれば可能性はあるよね。2025年終盤の細谷は、対人の強さがあって、相手DFを跳ね飛ばして突進していて、得点力もすごかった。あのプレーが続いたら、可能性は高いよね」

大住「細谷は1トップよりもシャドーで起用したほうがいいような気がするよね。スピードがあるし」

――若い鈴木唯人はどうでしょうか。

後藤「可能性はあるけど、確実とは言えないよね」

大住「これからの半年次第だね。ブンデスリーガで活躍すれば、あるかもしれない」

後藤「当落線上の人がたくさんいて、皆これから頑張っていくわけだから」

大住「南野が間に合わなかったとしたら、代役は鎌田になるのかな」

後藤「鎌田しかいない。持ち味が違うから、代役にはならないけどね。あるいはシャドーに中村敬斗を入れて三笘をサイドに回すか。あるいはその逆か」

大住「三笘のインサイドもあるよね。右のシャドーに久保が入らない場合は、誰になるんだろう」

後藤「堂安でしょ」

■「伊東純也」はコンディション次第

――そうなると、やはり右に入れる伊東純也が必要ですね。

後藤「伊東はこれまでの実績も考えれば入るんだろうけど、今はケガをしているし、最近調子が良くなかった。コンディションがどこまで戻ってくるか次第でしょう」

――そうするとかなり枠は埋まっていますね。

後藤「当落線上にいる人数も20人くらいになるんじゃないの。少なくとも15人はいるだろうね」

大住「だから、新しい人が入る余地はほとんどないんだよ」

後藤「どこのポジションにも、すでにいっぱい人材がいるんだよなあ。本当は、その中でもさらに突き抜けた選手が数人いるといいんだけどね。プレミアリーグで点を取りまくっているとか、レアル・マドリードで中心になっているとか。4年後には、そういう状態になっているといいな」

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