DeNAは8日、西武にFA移籍した桑原将志外野手(32)の人的補償として、西武から古市尊捕手(23)を獲得したと発表した…
DeNAは8日、西武にFA移籍した桑原将志外野手(32)の人的補償として、西武から古市尊捕手(23)を獲得したと発表した。背番号は「60」。相川亮二監督(49)は「1軍に入ってくるような戦力として期待してます」と語った。
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DeNAが若手捕手を獲得したのは“守備力”が決め手だった。古市は、23年に支配下登録されてから、通算45試合に出場。武器である強肩を生かし、スローイングでは非凡な素質を見せている。
木村洋太球団社長兼チーム統括本部長(43)は神奈川・横須賀市の球団施設で報道陣に対応。「捕手にこだわらず、全ポジションの中でチームのバランスを見ながら『一番良い選手は誰だろう』ということを考えて。最終的に選択しました」と明かした。古市について「守備能力が一番光っている。数年後に1軍に割って入る可能性のある選手」と評価。チームでは山本、松尾、戸柱らが熾烈(しれつ)な捕手争いを繰り広げているが「バッティング中心のキャッチャー層のところに守備型のキャッチャー。いいバランスになる」と期待を寄せた。
捕手出身の指揮官も守備力に太鼓判を押す。「守備に関しては、能力がすごい高い。肩も強いですし、スローイングがいい。ここはキャッチャーとしてかなりの条件」と相川監督。「現状は山本、松尾、戸柱と、しっかり選手もいます。十分そこにも入って来られる選手だという話も聞いてますし、若いですから。1軍に入って来るような戦力として期待しています」と、新戦力との共闘を心待ちにした。悲願のリーグ優勝へ。12球団屈指の捕手陣に、古市が新たな風を吹かせる。【山本佳央】
◆古市尊(ふるいち・たける)2002年(平14)6月15日、香川県生まれ。高松南-四国IL徳島を経て21年育成ドラフト1位で西武入団。23年4月14日に支配下選手登録され、5月14日楽天戦では2番でスタメン出場した。24年4月28日ソフトバンク戦でサヨナラ捕逸を記録。1軍通算45試合で74打数16安打(打率2割1分6厘)、本塁打と打点は0。176センチ、74キロ。右投げ右打ち。