前ロッテの沢村拓一投手(37)が、現役を引退することが8日、分かった。巨人、ロッテ、大リーグのレッドソックスでプレーし、…
前ロッテの沢村拓一投手(37)が、現役を引退することが8日、分かった。巨人、ロッテ、大リーグのレッドソックスでプレーし、日米通算549試合に登板。新人王、最多セーブを獲得するなど、球界を代表する「剛腕」として、球史に名を刻んだ。
沢村は投球だけでなく、言葉にも個性と力強さが満ちていた。名言を振り返る。
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▽14年1月15日(ウエート一時卒業を明言)「3年やったけど、結果を残せなかった。今年、真価が問われる年だと言われているのに、同じことを繰り返しているようではバカでしょう」
▽15年12月15日(抑えに転向し36セーブを挙げ)「クローザーは原監督が与えてくれた僕の生きる場所。引退するまで、ここを守り続ける」
▽19年9月24日(阿部の引退試合でキャッチボール)「できることなら、1時間でも2時間でもやりたかった」
▽21年1月21日(メジャー移籍を前に)「頑張れば報われると言いますけど、頑張れば報われるんじゃなくて、報われるまで頑張るんだって思います」
▽21年7月9日(本紙に寄稿したコラムで)「松下幸之助さんの言葉で、『私欲私心が会社を潰す』って言葉がありますが、自分の欲やこうなりたいというのは自分の中にとどめておけばいい話で、口に出して言うことでもないですし、個人的な成績よりも、どれだけチームのために尽くせるか」
▽21年12月23日(メジャー1年目、レッドソックスで55試合に登板)「一番印象に残っているのは、シーズンが終わってボストンの街を歩いてる時に『君の活躍のおかげで今年はいいシーズンを送れた』と。レストランで食事してた男性が外に出てきて、僕に言ったんですよ。本当にびっくりしましたけど、うれしかったですね」
◆沢村拓一(さわむら・ひろかず)1988年(昭63)4月3日、栃木市生まれ。佐野日大から中大を経て、10年ドラフト1位で巨人入団。1年目の11年に11勝(5完投)、防御率2・03(セ・リーグ3位)で新人王。15年に配置転換されると、守護神として2年連続35セーブ以上を記録し16年最多セーブ。20年9月に香月一也とのトレードでロッテ移籍。同年オフに海外FA権を行使しレッドソックス移籍。大リーグで2年プレー後、自由契約となりロッテに復帰した。13年WBC、15年プレミア12日本代表。184センチ、105キロ。右投げ右打ち。