ガンバ大阪MF名和田我空(19)が、プロ2シーズン目での飛躍を誓った。8日は大阪・吹田市内の練習場でトレーニング。年明け…
ガンバ大阪MF名和田我空(19)が、プロ2シーズン目での飛躍を誓った。
8日は大阪・吹田市内の練習場でトレーニング。年明けから体を動かしていたという名和田は軽快な動きを披露。「ゴールに向かうことを強調して、強度高くやる監督。ものすごく練習は充実している」とハードなメニューも歓迎した。
この日の最後に行われた4対4+GKのゲームでは、持ち前のシュート技術をアピールしようと、積極的にゴールを狙った。「自分は、ああいうところで見せてなんぼの選手。ゴールに向かう選手なので。去年は丁寧に、丁寧にと言われていたけど、今年はダイナミックにいけと言われている。どんどんシュートを狙っていきたい」と始動直後から貪欲な姿勢を見せている。
大きな注目を集めたルーキーイヤーの昨季は、開幕戦の大阪ダービーで先発したものの、リーグ4試合で93分の出場にとどまった。それだけに今季に懸ける思いは強く「去年悔しい思いもしたけど、フラットな目で見られる中で、今年は誰が信頼を勝ち取るかの勝負。先輩たちは多いけど、負けていられない。遠慮なんかせずにいきたい」と鼻息荒い。「ポジションごとに、どういうことを求めているのかは、自分から聞こうと思っている」と、新たに就任したイェンス・ヴィッシング監督(38)の要求に応えるための努力を惜しまない覚悟だ。
オフには背番号を「38」から「14」に変更する案が提示された。神村学園や世代別代表でも背負った愛着ある番号をつけられるチャンス。しかし名和田は「38」で戦い続けることを選択した。「去年、最後にちょっと点を取ったけど、あんな結果だけで背番号を変えてるようじゃダメだろうっていうのが自分の中にあった。まずは38番という、いろんな選手がつけてきた出世番号と言われる番号で活躍することで、新しく入ってくる選手もこの背番号に魅力を感じると思う」。過去に日本代表MF堂安律や同MF中村敬斗らが背負ってきた番号の価値をさらに上げることを優先した。
自身の活躍を楽しみにしてくれているサポーターのためにも、同じ番号で戦い続けることが必要だと感じた。「(メンバー外の試合時に)上から見て、38番を着てくれている人が結構いるなと思っていた。車やバスからも試合日に必ず38番を見たし、その人たちのためにもっていう思いはあります」。昨季は新人ながら、開幕前の1月時点でユニホーム売り上げランキングで5位名を連ねるまでの期待を集めた男は、そのユニホームに誇りを持ってもらえるようなパフォーマンスで応えるつもり。揺るがない決意で臨む2シーズン目。名和田は新指揮官の下でブレークする。【永田淳】