ラグビー元日本代表で5日に今季限りでの現役引退を表明したCTB中村亮土(東京SG)が8日、都内のクラブハウスで会見を行…
ラグビー元日本代表で5日に今季限りでの現役引退を表明したCTB中村亮土(東京SG)が8日、都内のクラブハウスで会見を行った。2014年入団の34歳は「新しい挑戦に向けてやりたいと思い、このタイミングで決断しました」と語った。
自身の次のキャリアを考え、シーズンイン頃に引退を決断。「ラグビーの文化を根付かせていけるような活動をしたい」と、指導者などではなく外側からラグビー界を支えていくという。2019年W杯では、日本の史上初の8強進出に貢献。「当時は本当に、夢の中」と回顧し「人ごとのように思っていたけど、終わってみればいろんな人に見てもらって。代表のジャージーが価値のあるものになっていた」と語った。
「成長したいという気持ちが常にあった」と言うラグビー人生。鹿児島実を卒業し、帝京大から14年に当時のサントリーへ。13年に代表デビューし、39キャップを獲得した。高校からラグビーを始めたが「19年ワールドカップが日本で開催されることが決まって、10年後、それを目標に見据えてやっていた」と中村。「田舎の、どこの馬の骨か知らないやつが、そうやって自分の高い壁を設定して、挑戦し続ける。遅く始めようが早かろうが、本当に関係ないと思うので。いろんなことを挑戦してやってほしい」と熱っぽく語った。
チームは10日に第4節の神戸戦(味スタ)。現役ラストシーズン、勝って有終の美を目指す。中村は「後輩たちが、引退するんだし、最後勝って終わりましょうよって言ってくれるので。それは非常にありがたいなというか。いい後輩を持ったなと思います」と、ワンチームでのリーグワン初優勝を誓った。