ベガルタ仙台が「三度目の正直」を懸けシーズンに挑む。8日仙台市内で結団式を行い、森山佳郎監督(58)は就任1年目の24年…
ベガルタ仙台が「三度目の正直」を懸けシーズンに挑む。8日仙台市内で結団式を行い、森山佳郎監督(58)は就任1年目の24年は、前年16位だったチームをリーグ戦6位まで押し上げるもプレーオフ決勝で敗退。2年目の昨季は最終戦で7位に転落しプレ-オフ進出を逃した。その悔しさを胸に「本当にラストチャレンジのつもりで、しっかりこのJ1昇格達成だけに目を向けていきたい。自動昇格にしっかり照準を定め、覚悟を持っていきたいと思います」と話した。
今年は2月から6月まで、J2・J3百年構想リーグとして、J2、J3に所属するクラブが地域で分かれ、昇格降格なしのリーグ戦を行う。仙台はEAST-Aに所属し横浜FC、湘南などの9クラブと対戦する。「そのリーグ戦で、これまでと大きなチェンジ、個人個人の大きな成長、そしてチームの進化に向けてしっかり挑戦していきたいと思います」。8月からは、昇格のかかるリーグ戦が始まるが「(6月までの)その挑戦の末に、ここでスタートダッシュ、爆発力を出していけるような準備をしていきたい」と先を見据えた。
昨季は5年ぶりの昇格には届かぬも、生み出した数々のドラマには原動力があった。「日本一の大声援が僕らの足、ハートを動かしてくれた。日本一のサポーターとまた共闘して、元気、勇気、希望、夢、感動をお届けできるように、しっかりキャンプで選手たちともとに切磋琢磨(せっさたくま)して、強くなって大きくなって、シーズンスタートを迎えたいと思います」。6年ぶりのJ1昇格へ、恩返しのシーズンが始まる。【高橋香奈】
○…J2いわきから完全移籍したDF五十嵐聖己(23)のあいさつは“謝罪”から始まった。昨季、最終戦で仙台のプレーオフ進出を阻む決勝弾を放っていた。「最終戦は、すみませんでした」と頭を下げ、会場に集まったサポーターからは歓迎の笑いがおこった。「戦力ダウンと思われないような絶対的な選手になれるように。次は僕のゴールでJ1に昇格させます」と力強く誓った。