スピードスケート・ショートトラックのミラノ・コルティナ五輪代表選手の合宿が8日、長野・帝産アイススケートトレーニングセ…

 スピードスケート・ショートトラックのミラノ・コルティナ五輪代表選手の合宿が8日、長野・帝産アイススケートトレーニングセンターで行われ、報道陣に公開された。昨年末の全日本選手権で女子3冠を達成し、逆転で代表の座をつかんだ長森遥南(アンリ・シャルパンティエ)はリレーの練習に「精いっぱいメニューを理解して、努力して頑張っているつもり」と苦笑いを浮かべた。

 今季のワールドツアー(WT)で日本は女子3000メートルリレーで、2度銅メダルを獲得した。だが、長森はWTに出場して折らず、全日本選手権後に新たにメンバーに加わった形。最初は「頭が疲れる」と戦術面などをたたき込むことで必死だったという。現在は「コミュニケーションが大切」と練習時には積極的にチームメートやコーチに話しかけにいき、チームの輪に溶け込んでいる。

 五輪開幕まで1か月を切り、「ワクワクが大きいが、不安も正直ある」と明かした。その上で「練習で不安を取ることが大事」と本番までの短い時間で心がけていることを話した。高校時代まではプロを目指すほどゴルフにも打ち込んでおり、リレーでは当時培った上半身の力を生かし、プッシュの技術を磨いている。

 初の五輪代表決定後には大きな反響があった。祝福のメッセージも数多く届き、インスタグラムのフォロワー数は約2000人増え、3倍になった。「だいぶ動揺があったが、うれしい。今はそのときを楽しもう」と笑顔がはじけた。大舞台に向けては「メダルを狙っている」と長野大会以来、28年ぶりの表彰台を目標に高みを目指す。