北海道コンサドーレ札幌は8日、札幌市内で新加入選手会見を行った。新潟から10季ぶりに札幌に復帰したMF堀米悠斗(31)と…
北海道コンサドーレ札幌は8日、札幌市内で新加入選手会見を行った。新潟から10季ぶりに札幌に復帰したMF堀米悠斗(31)と、鳥栖から完全移籍で加入したMF堀米勇輝(33)の「ダブル堀米」が出席。会場からの「おかえり」の声に笑顔を見せた堀米悠は「このクラブがもう1度J1の舞台に戻れるように、ここからの半年、さらにその先の1年、全身全霊をかけて、僕の持っている全てを出し尽くす覚悟」と決意表明した。
同姓で名前もユウトとユウキの1文字違い。対戦経験があり、顔見知りだったが「まさか同じチームでプレーするとは思っていなかった」と、札幌サポーターから愛称「ゴメス」で親しまれる堀米悠。一方、川井健太監督(44)と菊地直哉ヘッドコーチ(41)とは鳥栖時代に師弟関係にあった堀米勇は「(2人から)『ゴメ』と呼ばれている。(堀米悠が)ゴメスだと(自分が)ゴメで大丈夫なのかなって不安はある」と“堀米問題”を心配する。
堀米悠は札幌がJ2優勝を果たし、J1昇格を決めた16年限りで新潟に移籍。下部組織出身選手のライバルチームへの移籍に、当時ショックを受けた札幌サポーターもいた。そんな経緯もあり、「正直な話、僕自身への受け止めはさまざまかと思うが…」と話しだし、「そんな声も全て覚悟した上で、もう1度この街で戦うことを決意した」と話した。新潟を昨季限りで初の契約満了。「本当にいろんな方の協力があって」と、古巣復帰実現への感謝の思いを口にする。
堀米勇は今季就任の川井監督のサッカーを知る選手として「ピッチ内外でチームの潤滑油となれるように頑張る」と、指揮官が目指すサッカーの“伝道師”としての役割を担うつもりだ。
新潟で主将として23年のJ1昇格を経験した堀米悠は「1人1人が自立して競い合う中で、レベル高い一体感、雰囲気をつくり出せればいい」と思い描く。J2・J3百年構想リーグを経てシーズン移行する26-27年へ、「ダブル堀米」がJ1昇格へのキーマンとなれるか。【保坂果那】