第102回箱根駅伝(1月2、3日)で往路、復路、総合のトリプル新記録で史上初の同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達…

 第102回箱根駅伝(1月2、3日)で往路、復路、総合のトリプル新記録で史上初の同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達成した青学大が8日、東京・渋谷区青山キャンパスのガウチャー記念礼拝堂前で優勝報告会を開催した。

 報告会の後、原晋監督(58)が取材に応じ、5区で1時間7分16秒の驚異的な区間新記録をマークし「シン・山の神」&「4代目・山の神」を襲名した黒田朝日(4年)の今後のマラソン挑戦についてプランを明かした。

 箱根駅伝の激走から5日の7日、黒田朝日は練習を再開。「スタミナがついているので、昨年よりもダメージはありません」と黒田朝日は話す。今後、全国都道府県対抗男子駅伝(18日、広島)と別府大分毎日マラソン(2月1日)に出場する。

 昨年は別府大分毎日マラソンより3週後の大阪マラソンで2時間6分5秒の日本学生記録をマークした。今年は別府大分毎日マラソンを選択した理由について、原監督は「2月、3月は遊ばせたいからです!」と明言。「2月の最初にマラソンを終えた後、2月と3月は遊んでほしい。卒業旅行や運転免許の自動車学校合宿に行ったり、リフレッシュしてほしい」と指揮官は満面の笑みで話した。

 黒田は卒業後、1日のニューイヤー駅伝で初優勝したGMOインターネットグループに加入し、引き続き、相模原市の青学大相模原キャンパスを練習拠点として、原監督の指導を受ける。大きな目標は28年ロス五輪マラソンとなる。

 原監督は、新制度のファストパスで代表を狙うプランも持っている。「高速レースのベルリンマラソンなどが候補」と明かす。ロス五輪では新たに「ファストパス」制度が設けられ、指定大会で男子は2時間3分59秒、女子は2時間16分59秒を突破した最上位選手は、27年秋に開催される日本代表選考レース(MGC)を待たずに日本代表に内定する。

 箱根の山で圧倒的な走りを見せた黒田朝日は、箱根の山よりはるかに高い山を目指して新たな挑戦を始める。