セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(36)が、プロ21年目のスタートを切った。3月に37歳を迎える大ベテランは、始動日…
セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(36)が、プロ21年目のスタートを切った。3月に37歳を迎える大ベテランは、始動日となった6日、先頭に立ってチームを引っ張った。
「いい天気、いい雰囲気の中で始まった。しっかり調整したい」
昨年12月7日から始まった約4週間のオフ中は、同14日の柿谷曜一朗さん、同21日の柏木陽介さんの引退試合に出場。大切な仲間の晴れ舞台へ体をつくるために、同9日にはFW三浦知良(カズ、58=J3福島)と大阪で人生初の合同自主トレも行った。
「引退試合の件もあったんで、大阪で自主トレ中のカズさんにいいタイミングで、初めて一緒に練習させてもらいました。すごくうれしかった」
その際、カズからプロの年数を聞かれた香川は「(25年の時点で)20年です」と答えると、「真司、まだ若いぞ。しっかりやってくれよ」と注文をつけられた。「40年目の人に言われたら、僕は何も言えなかった」と苦笑いする。
シュート練習やパス交換で汗を流した。その時、取材で香川との初練習の感想を聞かれたカズは、香川に聞こえる声でジョークを交えながら喜んでいた。
「うーん、至福の時間ですよ。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、サントスの世界3大クラブに所属していた2人が、合同練習をやるわけですから」
ブラジルの名門サントスでプロ生活を始めたカズと、マンチェスターUでプレミア優勝に貢献した香川。キング特有のエールに、強く背中を押された。
香川のプロ21年目は、2月開幕の百年構想リーグが主戦場になる。同7日午後4時、ホームのヤンマースタジアム長居でG大阪との大阪ダービーが初戦。クラブは4万人の集客を目指している。
この試合には「香川真司シート」を設け、大阪市在住の小中学生500人を自費で招待する。社会貢献も果たす、背番号8らしい26年の幕開けだ。
「4万人という多くのサポーターに来てもらえれば、選手冥利(みょうり)に尽きると思う。(出場は)どの選手にもチャンスがある。頑張りたい」
欧州から復帰4年目。古巣C大阪での役目は、まだまだ多い。