サッカーJ1の清水エスパルスが7日、新シーズンへの体制を発表し、吉田孝行新監督や新加入の選手らを紹介した。反町康治GM…
サッカーJ1の清水エスパルスが7日、新シーズンへの体制を発表し、吉田孝行新監督や新加入の選手らを紹介した。反町康治GMは静岡市内で開いた記者会見で、「個人に依存するチーム構成から、全員に依存するチームを目指す。常勝サイクルをつくる」と決意を語った。
2026年のJリーグは変則的だ。開幕を2月から8月にずらし、翌年の初夏までの日程に移行する。夏までは「百年構想リーグ」で戦う。反町氏は02年のカップ戦を最後にタイトルから遠ざかっているとし、百年構想リーグを「本気でタイトルを取りにいく大きな第一歩にする」と強調した。
そのために、神戸をJ1連覇に導いた吉田監督を招いた。吉田氏は「戦う集団、強いチームにするために来た。一人一人の意識改革が必要だ。日々のトレーニングの強度、試合後の振り返りのミーティングが大事になる」と語った。
コーチ陣の多くも神戸から移籍し、主力選手も入れ替わった。吉田氏は「選手は迷いがあると良いプレーはできない。新しいことにトライすると初めは頭で考えるサッカーになるが、体で動けるような習慣づくりがトレーニングやミーティングだ」と説明した。
韓国代表FWの呉世勲(オセフン)選手は、J1町田から期限付きで清水に復帰する形となった。会見で「2026年にかける、勝ちに行くチームの熱量を感じた。王国復活、強い清水が帰ってきたという働きをしたい」と意欲を語った。
JR清水駅東口での建設計画が持ち上がっている新スタジアムにも期待が高まる。静岡市が昨年、用地取得に向けて土地区画整理組合を設立。山室晋也社長は、他チームではスタジアム構想が進むと好成績につながったとして、「ファンやサポーターもテンションが上がる。完成までは数年かかると思うが、何回か前祝いができるチームにしたい」と語った。
清水は昨季、20チームが名を連ねるJ1で10位以内を目指したが14位に終わった。(田中美保)