7日に大阪・東大阪市花園ラグビー場であった第105回全国高校ラグビー大会の決勝で、神奈川県代表の桐蔭学園が3大会連続6…

 7日に大阪・東大阪市花園ラグビー場であった第105回全国高校ラグビー大会の決勝で、神奈川県代表の桐蔭学園が3大会連続6度目の優勝を飾った。

■「決勝は自分のキックでチームを勝たせる」

 26―10とリードして迎えた後半20分。桐蔭学園フルバックの曽我大和選手(2年)がパスを受けたのは、敵陣10メートルライン付近だった。

 相手ディフェンスの寄せが甘いのを冷静に見極め右足を振り抜くと、高々と上がったボールはポストに当たりゴールに吸い込まれた。準々決勝に続き、今大会2度目のドロップゴール。追いすがる京都成章を突き放す、貴重な追加点となった。

 小学6年までは、サッカーとラグビーを並行して続けていた。それだけに、鍛えたキックの技術は今も一番の強みだと自負する。「前から練習していたプレー。自信を持って蹴った」

 ただ、準決勝は失敗続きだった。トライ後の2度のコンバージョンキックと、ペナルティーゴールを外した。チームは辛勝したが、「迷惑をかけた」と落ち込んだ。

 切り替えられたのは、3年生たちがいたからだ。試合後、「自信を持ってやっていい」と声をかけてくれた。準決勝の動画を何度も見返して修正し、「決勝は自分のキックでチームを勝たせる」と誓って臨んだ。

 決勝の大舞台で4度のコンバージョンキックや同点のトライも決めるなど、3連覇に大きく貢献した。「先輩たちの偉業を引き継げたのはすごくうれしい」。新チームにも期待がかかる。「4連覇を目指せるチームは自分たちだけ。楽しんでやっていきたい」(中嶋周平)

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■今大会の戦績

2回戦 37―5 常翔学園(大阪第2)

3回戦 44―0 尾道(広島)

準々決勝 32―22 東海大大阪仰星(大阪第1)

準決勝 24―21 大阪桐蔭(大阪第3)

決勝 36―15 京都成章(京都)(中嶋周平)