強豪相手にゴラッソをねじ込んだ三笘(C)Getty Images 溜まった鬱憤を吹き飛ばすような鮮烈な一撃だった。 現地…

強豪相手にゴラッソをねじ込んだ三笘(C)Getty Images

 溜まった鬱憤を吹き飛ばすような鮮烈な一撃だった。

 現地時間1月7日に開催されたプレミアリーグの第21節で、10位のブライトンは、敵地で2位のマンチェスター・シティと対戦して1-1で引き分けた。左サイドハーフで先発したブライトンの三笘薫は、60分に、昨年9月13日(現地時間)のボーンマス戦以来約4か月ぶりの今シーズン2点目を叩き込み、敵地で貴重な勝点獲得に貢献した。

【動画】値千金のスーパーゴール! マンCを絶望させた三笘薫のゴラッソを見る

 三笘“らしさ”の詰まったゴラッソだった。1点ビハインドで迎えた60分、敵陣のバイタルエリア左でボールを受けた三笘は、鋭いカットインで仕掛け、相手DF二人を翻弄し、右足を一閃。狙いすましたショットは、ブロックに来たニコ・ゴンサレスの股を抜き、ファーサイドに突き刺さった。

 流麗な動きから生まれた同点弾。強豪相手、しかも敵地で勝点を持ち帰るという意味でも価値ある一撃だった。

 久々に飛び出した三笘の“ゴラッソ”は、注目されたマンチェスター・C戦で飛び出したこともあり、英国内でも大きな反響を呼んでいる。

 試合後のフラッシュインタビューでファビアン・ヒュルツェラー監督は「カオルが試合で違いを生み出すことができる、試合の流れを変えることができるというのは、もう全員が知っている」と称賛。これを伝えたブライトンの地元メディア『Sussex Express』は「カオル・ミトマはブライトンに何が欠けていたのかを見せつけた。まだ100%の状態ではないにもかかわらず、まさに洗練されたプレーをしてくれた」と、今節の異彩ぶりを強調した。

 また、三笘の活躍が、首位アーセナルとのリーグ優勝争いの渦中にあるマンチェスター・Cの勝点喪失を招いたとした英紙『The Guardian』は、「ペップ・グアルディオラの率いるチームは、カオル・ミトマの同点ゴールによって、喉から手が出るほど欲していた勝点3を失った」と指摘。そして、日本代表MFの得点シーンを次のように描写した。

「ミトマにとってはあまりにも簡単なゴールだった。ペナルティーエリアの端でスペースを与えられ、シンプルなルートで切り込めたのだ。そうなれば、この日本人は18ヤードの距離であろうと、名手ジャンルイジ・ドンナルンマの手の届かないゴール隅へと決めきることができる」

 英国内で注目を集めたビッグマッチで、センセーショナルな活躍を見せつけた三笘。ヒュルツェラー監督曰く「まだ100%の状態じゃない」というが、それでも圧巻のゴールを決めきるのだから、彼のポテンシャルはやはり凄まじい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】W杯までに三笘薫は復活するか バイエルン移籍濃厚から残留した“日本のエース”の現況は?「成長曲線的にもっと上に行きたかった」【現地発】

【関連記事】森保監督が求めた“最も強い相手”に独自見解「本当にプラスになるのか」 来年5月の壮行試合に韓国メディアが注目

【関連記事】「他の国の方が強い」元蘭戦士スナイデルが衝撃発言 森保ジャパンと激突する母国代表の“敗北”を断言「もう信じてない」【北中米W杯】