2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。 宮崎県では…

2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。

 宮崎県では宮崎商が「春夏連覇」を達成した。春季大会では延岡学園を決勝で破って「春連覇」。夏は9回逆転劇で2年連続7度目の甲子園出場を決めた。宮崎では宮崎商が1963年、64年で達成して以来、61年ぶり2度目となる大会連覇となった。日南学園はあとアウト1つで優勝を逃し、悔しい準優勝に終わった。

 夏甲子園初戦は、初の島根県勢との対決となったが、5対6で開星に延長タイブレークの末にで惜敗。宮崎県勢は2018年の日南学園の初戦勝利以来、白星はなく、宮崎県勢の「令和初勝利」は、またもお預けとなった。

 秋は準々決勝で宮崎日大に延長タイブレークの末に、8対9で敗れ8強止まりで終わったが、公立校ながら県内では常にトップレベルにある伝統校の奮闘が光った1年だった。

 秋季大会を制したのは小林西。決勝で宮崎学園を4対1で下して、13季ぶり5回目の優勝を果たした。

 宮崎が誇る剛腕も話題を振りまいた。延岡学園のプロ注目の二刀流、153キロ右腕・藤川 敦也投手(3年)は、夏の準々決勝で8回途中2失点も敗退。最後の夏は県8強に終わり、甲子園出場の夢はかなわなかった。しかし、秋のドラフト会議でオリックス1位指名を受けて、鳴り物入りでプロの扉をたたくことになった。宮崎県高卒選手のドラフト1位指名は、2011年の武田 翔太投手(宮崎日大―ソフトバンク、韓国・SSGランダース)以来、14年ぶり10人目。高校生逸材の発掘から育成まで実績のあるチームで、大きく羽ばたいてほしい。