サッカーJリーグでJ3参入1年目で優勝、今季からJ2に昇格する栃木シティFCのDF鈴木裕斗(25)が出身地の東京・墨田…
サッカーJリーグでJ3参入1年目で優勝、今季からJ2に昇格する栃木シティFCのDF鈴木裕斗(25)が出身地の東京・墨田区の山本享区長を表敬訪問し、「夢はJ1昇格」と力強く抱負を語った。
栃木シティFCは昨年11月29日にアウェイの相模原ギオンスタジアムで行われたJ3リーグ最終戦でSC相模原に5―0と圧勝して優勝。同23日のCITY FOOTBALL STATIONでのホーム最終戦でAC長野パルセイロに3―0で勝利し、JFL、J3、J2と「Jリーグ史上初めて3年連続の優勝・昇格」(平池紘士・栃木県議)を決め、昨季は23勝8分け7敗で勝ち点77の好成績。特にホームゲームでは最終戦まで7連勝の19試合中14勝という圧倒的な強さを見せ、地元サポーターを熱狂させた。
チーム躍進の原動力となったのが、右サイドバックのレギュラーとして活躍した鈴木裕斗。地元・中川小6年まで墨田区サッカー協会所属の中川FCでプレー。吾嬬立花中に進学後は、隣区の葛飾区を中心に活動するジェファFCに移り、大阪・興國高、流通経済大を経て加入。昨年2月15日のSC相模原戦でJ初出場を果たした。J2昇格を決定させた同11月23日のAC長野パルセイロで初得点。墨田区出身のJリーガーとしても初めて得点をマークし、J2となる今季での一層の活躍が期待される。
「大学時代もほとんど試合に出られなかったけれど、サッカーを始めた小学3年生ぐらいからJリーガーになる夢は持ち続けていた」という鈴木裕斗。遅咲きのサクセスストーリーに、山本区長は「本当に実現してすごい。こういう選手が出てくると、みんなの目標になる」と称えた上で「これから鈴木裕斗選手を墨田区としてもどんどんPRしていきたい」とエール。鈴木裕斗も“攻めて攻めて攻め抜く”プレースタイルに触れながら「運動量を含め、そういうところを目指してやってきているので」と目を輝かせた。
Jリーグは今年から「秋春制」に以降するため、2月7日から6月7日まで特別大会「Jリーグ百年構想リーグ」が開催され、J2・J3所属の40クラブは「明治安田J2・J3百年構想リーグ」に挑む。地域リーグラウンドの第1節は2月7日のベガルダ仙台戦、同15日はブラウブリッツ秋田戦に決まり、いずれも相性のいいCITY FOOTBALL STATIONのホームでゲームとなる。既に5日からチームは始動し、トレーニングも本格スタート。年明け早々には横浜FCからFW鈴木武蔵の加入が発表され、チームにはFW鈴木国友を含め複数の鈴木がいるだけに、鈴木裕斗も存在感を示してチームをJ2優勝に導くつもりだ。