新日本プロレスは8日までに最高峰タイトル「IWGP世界ヘビー級王座」を分解し「IWGPヘビー級王座」を復活させることを…
新日本プロレスは8日までに最高峰タイトル「IWGP世界ヘビー級王座」を分解し「IWGPヘビー級王座」を復活させることを発表した。
これは、6日に1・4東京ドームでKONOSUKE TAKESHITAを破り、IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級の二冠王となった辻陽太が記者会見で表明し、棚橋弘至社長が認めたもの。
IWGP世界王座は、2021年3月にIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を統一し制定された。しかし、辻は、新日本プロレスの歴史を継承する意味から創始者であるアントニオ猪木さんが制定し、幾多の先人がこのベルトを目指し激闘を展開してきた「IWGPヘビー級王座」の復活を掲げてきた。
1・4ドームで「二冠王」となり、自らの構想を有言実行した。今後、IWGPインターコンチネンタル王座は封印され最高峰ベルトは「IWGPヘビー級」王座となる。
会見で辻は、4本のベルトを持ち込み「今ここに4本のベルトがあります。俺はIWGP世界ヘビー戦を闘う前から『このベルトを取ることができたらIWGPヘビー級そしてIWGPインターコンチネンタルを分解させて、IWGPヘビー級に戻す』という話をしていました。実際に俺はIWGPヘビー級を復活させたいと本気で思っています。でも、IWGP世界ヘビー級、その王者たちにもしっかりリスペクトを払いたいと思います。なのでIWGPヘビー級の歴代の王者の上に、IWGP世界ヘビー級王者の名前をつないで、そういうかたちでしっかりと歴史をつなげていきたいと思います」と表明した。
さらに「IWGPインターコンチネンタルに関して、このIWGP GLOBALヘビー級のベルトはIWGPインターコンチネンタルと同じ役割を持つベルトだと思っています。なので、この2つのベルトの歴史を繋げることも自分は考えました。ただ、この2つのベルトは同じベルトではない。なので、このIWGPインターコンチネンタルに関しては今日で封印したいと思います。ただ、これは俺が勝手に持って行っただけです。もちろん1.4で勝ったあと、そして昨日と、会社と棚橋さんと話をしています。ただ、最終的なOKはもらっていないです。この場で棚橋社長に聞きたいと思っています」と棚橋社長を呼び込んだ。
棚橋社長へ辻は「昨日、おとといと話した通り俺はこのIWGP世界ヘビーを分解してIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルに戻したい。そしてインターコンチネンタルを封印したいと思っています。棚橋社長、会社の答えを教えてください」と要望した。これに社長は「やはり新日本プロレスの歴史の重みというものをボクも繋いでいってほしい。そういう思いがあるからIWGP世界ヘビーをIWGPヘビーと、歴史をつなげて」とし「第87代っていうことにします」と受諾した。そして「これでIWGPヘビー、IWGP世界ヘビーの歴史がつながったので、その先の新しい世界を、辻、創ってくれ。覚悟はいい?」と託すと「棚橋さん、そんな覚悟はとっくにできていますよ」と辻は明かした。
社長が会見場から退出すると辻は「これからの新日本は俺が中心で、俺が基準だ。これから俺の時代を創っていく。新日本が上がるも下がるも全部俺の責任だ。そんな覚悟で俺はこれから新日本プロレスのリングに上がっていきたいと思っている。正直言うと、俺は『棚橋さんなき新日本プロレス、少し厳しいんじゃないかな』ってコメントを今まで残してきた。でも、このIWGPの輝きを見ていたら俺はそんなことないっていうふうに思えた。物事ってのは変化している時が一番おもしろいと思う。棚橋なき後、この新日本プロレスがどうなっていくのか。今この新日本が一番おもしれえぞ。あらためて自分自身に問い聞かせたいと思う。覚悟はいいか?」とメッセージを送った。
今後は「IWGPヘビー」と「IWGP GLOBAL」の2冠王となった辻。ふたつのベルトの防衛ロードを「自分はそれぞれのベルトのコンセプトを戻したいと思っています。いまはIWGPヘビーもGLOBALも日本国内で、日本の中で回しているようなベルトになっていると思います。でも、本来このベルトは封印されましたけど、IWGPインターコンチネンタルの遺志を継ぐものだと思ってます。なので、海外で試合が行われる際や、こういう言い方はちょっと時代にそぐわないかもしれないですけど、他団体から来る外敵のような選手を迎え撃つ。海外から来る外敵のような選手を迎え撃つのに、このベルトを使いたいと思います。そして、このIWGPヘビーは新日本プロレスの最高の選手を決める闘いをとしてコンセプトを守っていきたいと思います」と掲げた。
また、ドームの試合後に襲撃したジェイク・リーについて現時点で挑戦を受けないことを明言。一方で今後のジェイクの行動で「俺が納得したらこのIWGPヘビーをかけて戦いたいと思います。納得させられたらですけどね」と含みを残した。
さらに1・5大田区大会で自身が表明した「無所属」と「BULLET CLUB WAR DOGS」が合併した新ユニットについて「名前はUnbound Co.(アンバウンド・カンパニー)。もともと俺と(高橋)ヒロムちゃんと鷹木(信悟)さんと永井(大貴)、ティタンも含めながら話をしていました。『無所属っていうのをそろそろもう終えるのもいいんじゃないか?』って話が年内にあったんです。やっぱり、それぞれ属していない無所属とはいえ度、結局ユニットのようなかたちになってしまったので、そろそろあらためてユニットとして発足するべきなんじゃないかと話していました。それで3人でいろんなことを話していくうちに、WAR DOGSの人たちもそこに合流したいという話がありました。これでBULLET CLUBというひとつの名前が消えることになりますよね。でも、それは彼らの判断なので。俺はBULLET CLUBがなくなるどうこうに関しては、あくまでも彼らの判断なので聞きたいことがあったら彼らに聞いてほしいと思います」と明かしていた。